アイディアの種 デザインのコツ

ロゴの作り方

投稿日:2018年10月31日 更新日:

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今回の記事は、ロゴの基礎知識~作り方~デザインソフトの選び方までを、網羅的にまとめています。

「会社やサービスに使うロゴの作り方を知りたい」「Illustrator以外にロゴを作れるデザインソフトってあるの?」「ロゴの作り方が分からないから外注したい」など、こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

1:【コンセプト作成から提案資料作成まで】ロゴの作り方を徹底解説

2:【Illustratorの代わりに使える】ロゴ作成ができる無料のデザインソフト

3:【初心者におすすめ】ロゴが簡単に作れる、iphone対応のスマホアプリ

4:【ランサーズなど】ロゴを依頼するなら格安のクラウドワークスもおすすめ

5:独学でロゴの作り方を学ぶおすすめ本

6:ロゴ作成時に参考にしたいwebサイト

この記事を書いている私は、デザイン歴12年のグラフィックデザイナーで、今は企業ブランディングをメインに仕事をしています。

最近感じることは「どの会社も企業・サービスロゴがしっかり作り込めてきているな」ということ。

アウトプットが必要になってきた今だからこそ、ロゴ制作のノウハウや知識を身につけることはとても価値があると思います。

今回は実例も踏まえながらロゴの作り方を分かりやすくご説明していきます。

 

1:【コンセプト作成から提案資料作成まで】ロゴの作り方を徹底解説

絵の具

これから紹介するSTEPを踏めば、ロゴの作り方が理解できます。

ロゴ制作はデザインの中で一番難しいで作業ですが、コツさえつかめば誰でも作れるようになります。

今回は僕のデザインオフィス「LOOQ -ルック-」を事例にご紹介していきます。

それでは一つづつ見ていきましょう。

 

■ロゴのコンセプトを決めよう

まずはじめにコンセプトを決めましょう。

コンセプトとはロゴに込める「想い」のこと。

コンセプトをはじめに決めることで、メッセージ性の強いロゴを作ることができます。

想い

今回、僕が込めたかった想いは、

・クライアントの課題を発見する会社でありたい

・だれにでも親しみが持てる会社でありたい

この2つです。

デザイナーは「クライアントの問題をデザインという手法で解決する人」だと思っているので、この考えをロゴで表現したいと思いました。

 

■ロゴモチーフを決めよう

次に、コンセプトを表現するモチーフを考えましょう。

今回のロゴで僕が一番伝えたいことは「課題を見つけ、解決する」ということです。

これを象徴するものをモチーフとして選べば良いわけです。

モチーフとして候補が上がったものはこの5つ

・聴診器

・目

・虫眼鏡

・脳

・チェックマーク

これらを選んだ理由は、

・聴診器→お医者さんの問診する様子が、問題解決のイメージとリンクするから

・目→発見するイメージとリンクするから

・虫眼鏡→目と同様に、発見するイメージとリンクするから

・脳→脳の知的なイメージと、問題解決のイメージがリンクするから

・チェックマーク→「問題発見!」の感じがイメージしやすい

こんな感じです。

今回は「虫眼鏡」をモチーフに作ることにしました。

虫眼鏡

選んだ理由は、「問題点を見つける」という要素が、お医者さん・探偵などとリンクしていてイメージしやすいと思ったから。

また、「発見する」というイメージも持てるため、虫眼鏡をチョイスしました。

ここでひとつ注意したのが「ロゴのモチーフはひねりすぎない」ということ。

これをやってしまうと、モチーフがコンセプトのイメージから離れていくことが多いため、あまりひねりすぎないことをオススメします。

 

■ラフフケッチを書こう

モチーフが決まったら、手書きでラフスケッチを描きましょう。

ラフスケッチのコツは、必ず手書きで数多く描くこと。

PCにくらべて手書きは修正がしやすく、細かいところまで手を加えることができます。

ラフスケッチ

これぞ!というロゴが描きあがるまで手を動かしましょう。

 

■イラストレーターでトレースしよう

ラフスケッチが完成したら、イラストレーターでトレースしましょう。

イラストはスマホで撮影してパソコンに取り込めばOK。

まずはざっくりで良いので、形を書きおこしましょう。

細かい調整は形をトレースした後に行います。

ざっくりトレースしたのがこちら。

虫眼鏡

まだ線がガタガタですが、これくらいの感じでOKです。

 

■複数のパターンを検証しよう

ここからがデザインの醍醐味です。

これぞ!というものが完成するまで、とにかくいろんなパターンを検証していきましょう。

今回は「LOOQ」のQを虫眼鏡に見立ててデザインしました。

虫眼鏡

トレースしたものを少し形を綺麗にしました。

いまいち虫眼鏡っぽくなかったのでレンズのツヤを足してみました。

虫眼鏡

虫眼鏡っぽくなってきました。

さらに「持ちの手」の部分を少し細かくしていきます。

また、この虫眼鏡を生かして、LとOを作っていきます。

ここでのポイントは虫眼鏡の線幅と同じ太さにすることです。

デザインの基本は「揃える」ことなので、モチーフと文字とで一体感がでるよう気をつけながら修正していきました。

虫眼鏡

 

ロゴ

仕上げとして「DESIGN OFFICE」を加えて、アクセントに黄色を加えれば出来上がり!

ロゴ

 

ロゴ

 

ロゴの魅力を伝えるには、提案資料が重要になる

もしクライアントに提案するのであれば、ロゴの使用イメージを提案資料として作ることをお勧めします。

クライアントはただ単にロゴだけ見せられても良し悪しの判断ができません。

なぜなら、「実際に使うと、どのようにロゴが見えるのか」で判断するからです。

イメー資料としてお勧めなのが、

・デバイスで見たイメージ

・名刺に活用したイメージ

この2つは必ず作るようにしましょう。

なぜなら、どのような業種でも使用するケースの多いツールだから。

合成用の写真はこちらのサイトがおすすめです。

完成した感じがこちら。

合成写真

合成資料だと、使用イメージもつきやすくなりますね!

 

Shutterstock

有料の素材サイトで良質なデザインが揃っています。

合成イメージが作りやすいイラストレーター形式でダウンロードできるのもうれしいです。

公式サイトはこちら>

 

photoAC

超有名な大手素材サイトです。

一番のメリットは良質な写真を無料でダウンロードできるところ。予算を抑えたい方はお勧めです。

公式サイトはこちら>

 

参考資料をしっかり作って、ロゴの魅力を伝えましょう!

 

2:【Illustratorの代わりに使える】ロゴ作成ができる無料のデザインソフト

デザインソフト

「ロゴ作るIllustrator(イラストレーター)なんて持ってない!」

そんな方にオススメしたいのがイラストレーターの代わりに使える無料のデザインソフト。

今回は計4つをご紹介します。

 

ONLINE LOGO MAKER

・Mac対応

・無料

WEBサイト

初心者でも簡単にロゴが作れるデザインソフトです。

スマホアプリと同様に、モチーフとフォントを選んでロゴを作ることができます。

このデザインソフトのメリットは、とにかくモチーフとなるシンボルが多いこと!

※カテゴリーだけで60種類は軽く超えます(笑

また、選んだシンボルを自由に組み合わせて作れるのもONLINE LOGO MAKERの特徴です。

シンボルの一つひとつのクオリティが非常に高いので、オリジナリティのあるロゴが作れます。

初心者でも簡単に作れるデザインソフトです。

公式サイトはこちら>

 

Logos made simple

・Mac対応

・無料

手

これもONLINE LOGO MAKERと同じく、モチーフとフォントを選んでロゴを作ることができるデザインソフトです。

このデザインソフトの特徴は、「とにかくカッコいいロゴが作れる」ということ。

もう一つの圧倒的な特徴として「使用イメージの合成画像が自動で生成される」ということ!

これが無料で使えるのは、正直デザイナー泣かせです(笑

シンボルも一つひとつが洗練されており、カッコいいロゴを作ることができます。

日本語に対応していることも高ポイントですね。

公式サイトはこちら>

 

Inkscape

・Mac対応/Windows対応

・無料

WEBサイト

「Illustratorの代わりとして使いたい!」という方にオススメの、Macユーザーも使えるデザインソフトです。

僕も昔使ったことがありますが、無料とは思えない充実した機能満載です。

Illustratorと同じく、複雑な図形をイチから作ることができますし、代替えとして使っているユーザーも多いですね。

僕の場合はInkscapeでオリジナルフォントのデータなんかを作っていました。

公式サイトはこちら>

 

PistBear

・Windows対応

・無料

パレット

Windows専用のデザインソフトです。

こちらも「Illustratorの代わりとして使いたい!」という方にオススメのデザインソフトで、複雑な図形もイチから作れます。

このデザインソフトの良い点は、Illustratorを使ったことがない人でも使いやすい点です。

というのも、IllustratorやInkscapeはパソコン操作になれていない人には馴染みのない操作方法が多いです。

その点、PistBearはWindowsに標準で入っている「ペイント」の操作に近いので、ある程度直感的に操作することが可能です。

専門のデザインソフトに触れたことのない方はPistBearを使うことをオススメします。

公式サイトはこちら>

 

3:【初心者におすすめ】ロゴが簡単に作れる、iphone対応のスマホアプリ

スマホ

「自分でロゴを作るには不安がある…」

そんな方にオススメしたいのが初心者でも気軽に作れるスマホアプリ。

本当に簡単にロゴが作れるので 、ぜひ一度お試しあれ。

 

ロゴメーカーショップ

・対応OS:iOS /Android

・無料/上位 有料版あり

 スマホ

自分の好きなシンボル(モチーフ)とフォントを選ぶだけで、ロゴを簡単に作れます。

このアプリの良いところは、オブジェクトの細かい部分を調整できるところ。

デザインの醍醐味は何と言っても「細かい部分の作り込み」にあります。

このアプリではそれが簡単に行えるので、かなり凝って作り込みができます。

デメリットは、無料版ではモチーフとなるシンボル数に限りがあったり、フォントが英語しか使えませんが、

とにかく簡単に早くロゴが欲しい方にはオススメのアプリです。

Apple Storeでのダウンロードはこちら>

 

InstaLogo Pro

・対応OS:iOS /Android

・無料/上位 有料版あり

スマホ

このアプリの良いところは、簡単にクオリティの高いロゴができるところ。

そして、フォントが日本語にも対応している点です。

この手のアプリは日本語に対応しているものが少ないのですが、このアプリはなんと日本語対応!

これが結構なアドバンテージなんですよね。

デメリットは360円の有料アプリという点。

ですが、デザイナーに何万円も出してロゴを作るのに比べれば断然お買い得。

是非オススメしたいアプリのひとつです。

Apple Storeでのダウンロードはこちら>

 

Logo Maker Plus

・対応OS:Android

・無料/上位 有料版あり

こちらも、自分の好きなシンボルとフォントを選ぶだけでロゴを簡単に作れるアプリです。

このアプリの良いところは、とにかくシンボルの数が多いこと!

モチーフとなるシンボルの数は多ければ多いほど選択肢が広がるので、オリジナリティが高まります。

また、細かい作り込みまでできるのでクオリティを高めることもできます。

デメリットはiOSではインストールできない点。Android端末をお持ちの方にぜひオススメしたいアプリです。

Google Playでのダウンロードこちら>

 

4:【ランサーズなど】ロゴを依頼するなら格安のクラウドワークスもおすすめ

会社ロゴを作るときはクラウドソーシングを利用することをオススメします。

ちょっとしたロゴであれば自作でも良いですが、重要度の高い会社ロゴなどは、発注費用も抑えられるクラウドワークスの利用をオススメします。

 

ランサーズ/Lancers

人

クラウドソーシングの中で一番大きいサイトです。

ランサーズといえばロゴの提案が非常に多く、制作費用も平均で30,000円~40,000円ほどで依頼することができます。

依頼期間内であれば細かなデザイン指示もできますし、特定のお気に入りのデザイナーに発注することも可能です。

公式サイトはこちら>

 

クラウドワークス/CrowdWorks

WEBサイト

224万人ものユーザー登録数を占める大手クラウドソーシングサイトです。

仕事依頼数も「208万件」を超えるなど権威性抜群のサイトです。

こちらも、制作費用が平均で30,000円ほどから発注できるので、選択肢のひとつとして有りです。

公式サイトはこちら>

 

5:独学でロゴの作り方を学ぶおすすめ本

デザイン

ロゴを作るときに参考となる本をピックアップしました。

いろんな事例を参考にデザインを作り上げていきましょう。

 

ロゴデザインの見本帳

著書:遠島啓介

ロゴの作り方から事例までを網羅的にまとめてある良本です。

700点以上の実例が掲載されており、どのようなアイデアの切り口でロゴが作られているかを知ることができます。

ロゴ作りの初めに買う本としてはおすすめです。

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ロゴデザインのアイデア!-実例で学ぶ!! プロのデザインルール&テクニック

著書:オブスキュアインク

こちらも700点以上の実例が掲載されてるアイデア本です。

ロゴの基礎知識をはじめ、実際にどのようにしてロゴが作られてるかといった、ケーススタディが収録されています。

amazonサイト>

 

ロゴデザインの現場 事例で学ぶデザイン技法としてのブランディング

著書:佐藤浩二/田中雄一郎/小野圭介

この本のいいところはラフスケッチが多く掲載されているところ。

ロゴを作るときは必ずと言っていいほどラフスケッチを描く必要があります。

初心者の人は特に勉強になる一冊です。

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ロゴデザインのロジック 同業者に語りたくなるグラフィックとブランドイメージの関係性とひみつ

「良いデザインはロジックの上に成り立つ」ということが理解できる良本です。

この本では企業・団体・ブランドなどを通して、ロゴの作り方が理解できる構成になっています。

中級者でも参考になる一冊です。

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llustratorロゴデザイン CS対応版 プロが教える実用テクニック

著書:内山光一/高野徹/ヤマダジュンヤ

AdobeのIllustratorを使ったロゴの作り方をまとめた本です。

Illustratorの基本的な操作方法も詳しく解説されているので、これからロゴ制作を始める方におすすめしたい一冊です。

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6:ロゴ作成時に参考にしたいwebサイト

WEBサイト

ロゴを考えるときに難しいことと言えば「アイデア 」を出すこと。

今回はロゴデザインの参考になるwebサイトを5つご紹介します。

プロのデザイナーがどのような発想でロゴを作っているかを知って、ロゴ制作のヒントにすると良いでしょう。

 

ロゴストック

日本国内を中心とし、実際に使用されているロゴを数多く見ることができます。

このサイトの特徴は、「どのようなコンセプトでロゴをデザインしたのか」を知れるところ。

日本語ロゴも多数掲載されているので参考にしたい方はオススメのサイトです。

公式サイトはこちら>

 

Pinterest

WEBサイト

こちらも超有名なデザイン参考サイトです。

このサイトの特徴は、色々なカテゴリー作品を見れること。

加えて、スマホアプリとしてサイトをダウンロードできるので、手軽に参考デザインを調べることができます。

公式サイトはこちら>

 

BrandNew

WEBサイト

ロゴに特化した海外のwebサイトです。

このサイトの特徴は、ロゴのリアルな使用例がいくつも掲載されてるので、提案資料を作る時とても参考になります。

かっこいいロゴの見せ方を勉強したい方にオススメのサイトです。

公式サイトはこちら>

 

Logo Design Love

WEBサイト

アイルランドのデザイナー「David Airey」氏が運営するデザインサイトです。

このサイトの特徴は、

「ロゴデザインのこれまでの歴史」

「会社のロゴデザインが、時代の移り変わりによってどのように変化してたのか」

など、参考になる記事が数多く掲載されているところです。

公式サイトはこちら>

 

Logopond

WEBサイト

海外のクリエイターたちが作品を公開してるSNSサイトです。

このサイトの特徴は、今風のロゴデザインが数多く見れるところ。

ロゴデザインは基本的にシンプルなものが良いとされています。

このサイトではシンプルなロゴが数多く掲載されているので、参考サイトとしてとても役に立ちます。

公式サイトはこちら>

 

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■スマホで見てるデザイナーさま

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7:まとめ

というわけで今回は以上です。

ロゴの作り方はコツさえ分かれば、意外と簡単にできます。

今後も分かりやすくデザイン技をご説明していきますので、

引き続きお楽しみに!

 

Design is easy !

 

 

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taka
【管理人】名前:taka【生い立ち】1:新卒で、超大手の小売企業に就職 → 2:在籍中にデザインに目覚め、独学でデザインを学ぶ → 3:上京し、デザイン事務所で「武者修行」を開始 → 4:大都会を前に、圧倒的な「敗北感&挫折」と「体調不良」を味わう → 5:まわりの仲間や家族の救いで、闇から脱出 → 6:フリーデザイナーとして無事独立。 現在は、「専属契約 2社(計40万くらい)」と「単発制作 月15万円くらい」で生活中です(`・ω・´)ゞわりと、自由で、幸せな暮らしが手に入りました。

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