アドビのイラストレーターを、半額の価格で買いたい人向け。
こんにちは!takaです。
グラフィックデザイナー・クリエイティブディレクター歴12年。
毎月、コツコツ稼ぎつつ、フリーランスとして生きてます。
今のLINE@のお友だち登録数は、4ヶ月で170人くらいになり、
これまでのブログ訪問者数は、10万人を超えました。
今回は、「イラストレーターを半額以下の価格で購入する方法」について。
イラストレーターに触れたことがない人は、
「イラストレーターっていくらするの?」
「安く買える方法ってあるの?」
「そもそもイラストレーターってどんなことができるの?」
こんな疑問を持っている人が多いはず。
今回は、イラストレーター歴10年以上の僕の経験をいかし、
半額以下の価格で購入できる方法を、レクチャーします。
※この記事は3分くらいで読み終わります。
読み終える頃には、イラストレーターを半額以下で買う方法がわかるはず(`・ω・´)ゞ
本記事の内容
1:【疑問】アドビ イラストレーターとは。
2:【事実】デザイン業界で、アドビ イラストレーターのソフトが選ばれるワケ。
3:【圧倒的】アドビ イラストレーターCCとCSの、ソフトの違いとは。
4:【通常の価格】ソフト会社「Adobe(アドビ)」と契約し、イラストレーターを購入する方法。
5:【半額の価格】半額以下でアドビ イラストレーターのソフトを購入する2つの方法。
6:【使い方】アドビ イラストレーターのソフトの使い方を紹介。
7:【勉強方法】イラストレーターを購入した後に学ぶ、おすすめ本。
8:【注意】アドビ イラストレーターの不正購入はNG!正規ソフトを購入しましょう。
9:【無料】アドビ イラストレーターの代わりに使える、無料ソフトを紹介。
※2018年11月最新
1:【疑問】デザインソフト、アドビ イラストレーターとは。
イラストレーターは、ソフトウェア企業のAdobe社(アドビ)が販売しているグラフィック ソフトです。
グラフィック ソフトの中では世界でもっとも多く使用されており、特にグラフィックデザイナーには必須のアイテムです。
■アドビ イラストレーターのソフトで、どんなものが作れるの?
以下の物が作れます。
・ロゴマーク
・チラシやポスター
・名刺、冊子などの紙媒体の印刷物
・イラスト作画
・ちょっとした合成写真
・webサイト
etc…
作業時間という概念を除けば、
「基本的になんでも作れるグラフィック ソフト」です。
■アドビ イラストレーターとフォトショップの「ソフト」の違いとは?
違いは、こんなかんじ。
・イラストレーター → イラストを描くソフト
・フォトショップ → 画像を編集するソフト
さらに言うと、扱う画像の種類が違います。
・イラストレーター → ベクター画像
・フォトショップ → ビットマップ画像
イラストレーターで扱う「ベクター画像」は、拡大縮小しても画像劣化しない特性があります。
逆に、フォトショップの「ビットマップ画像」は、拡大縮小すると画像が劣化する特性があります。
よく画像を拡大するとブロック状に「ギザギザ」になっている、アレですね。
ちなみにプロのデザイナーは、イラストレーターフォトショップを、かなり重宝しています。
デザインを極めるなら、必須のソフトです。
本格的にデザイナーを目指す方は、どちらも購入するのをおすすめします。
2:【事実】デザイン業界で、アドビ イラストレーターのソフトが選ばれるワケ。
無料のソフトとイラストレーターを購入するとでは、以下が異なります。
・イラストレーター → 印刷所で印刷を依頼でき、デザインの作業効率が良い。
・無料のソフト → 印刷所で印刷できない場合があり、デザインの作業効率が悪い。
わりと、致命傷です。
■ アドビ イラストレーター以外のソフトだと、印刷所で依頼できない。
チラシや名刺・ポスターなど作る場合、印刷所に入稿データを引き渡して印刷の手配をかけることになります。
そのとき、「イラストレーター形式のデータ」を入稿する必要があり、それ以外のソフトは扱ってもらえないケースが多々あります。
ちょっとしたものを制作するなら無料ソフトでOKですが、ガチのデザインを作る場合は無料ソフトではまず対応してくれません。
なので、デザインをする場合はイラストレーターの購入が必須なのです。
■ イラストレーターとフォトショップの両方がないと、作業効率が悪くなる理由とは。
デザイナーが手がける制作物は、イラストレーターで作ったイラストと、フォトショップで加工した画像を組み合わせて制作をすることがほとんどです。
そのため、イラストを作るソフトと画像を調整するソフトの連携力がないと、確実に作業効率が悪くなります。
ここが無料ソフトにはない大きなポイントです。
これからデザインをはじめる人も、イラストレーターの購入をおすすめします。
3:【圧倒的】アドビ イラストレーターCCとCSの、ソフトの違いとは。
イラストレーターには「CC(Creative Cloud)」と「CS(Creative Site)」の2種類があります。
違いは、こんなかんじ。
・CC(Creative Cloud) →最新バージョンのイラストレーター
・CS(Creative Site) →古いバージョンのイラストレーター
ソフトビギナーの方は、結論から言うとCC(Creative Cloud)を購入した方が良いです。
次の項でも解説しますが、CCとCSの圧倒的な違いは、
「古いバージョンはソフトが急に終了(落ちる)場合が多く、データが保存されないケースがある」ということ。
最新バージョンのイラストレーターは、その点が非常に良く改善されているので、特別な都合がない限りは最新バージョンの購入をオススメします。
4:【通常の価格】ソフト会社「Adobe(アドビ)」と契約し、イラストレーターを購入する方法。
イラストレーターはAdobe(アドビ)が提供しているサービス「Adobe Creative Cloud」に契約し、月額課金方式で利用できます。
「Adobe Creative Cloud」のいいところは、常に最新版のソフトが利用できて一度に高いお金を支払わなくて済むところ。
契約方法は大きく分けて「単体プラン」「コンプリートプラン」の2つあり、
その中から使用状況に応じて「個人」「法人」「学生教職員」の3つから選んで契約することになります。
まとめると、こんなかんじ。
・イラストレーター単体で契約するプラン → 単体プラン
・イラストレーター+すべてのグラフィック ソフト(フォトショップ含む)が使えるプラン → コンプリートプラン
イラストレーターだけ使うなら「単体プラン」がおすすめです。
アドビのソフトを3種類以上使いたい人は、割安になる「コンプリートプラン」をおすすめします。
購入金額は以下のとおり
【個人で購入の場合】
・単体プラン → 2,354円(月額/税込)
・コンプリートプラン → 5,378円(月額/税込)
【法人で購入の場合】
・単体プラン → 3,218円(月額/税込)
・コンプリートプラン → 7,538円(月額/税込)
【学生教職員で購入の場合】
・単体プラン → 1,058円(月額/税込)
・コンプリートプラン → 3,218円(月額/税込)
詳しくは「Adobe Creative Cloudプラン比較表」をご覧ください。
✔︎Amazonでも、アドビ イラストレーターのソフトを購入できる。
イラストレーターはAdobeではなくAmazonで購入することも可能です。
Amazonで購入する場合は、月単位ではなく「12ヶ月」「24ヶ月」「36ヶ月」の3パターンから「年毎の先払い」で購入することになります。
Amazonで購入するメリットは「契約する年数次第で、Adobeで購入するよりも安くなる」ということ。
計算は以下の通り。
【12ヶ月で算出した場合】
Adobe /単体プラン/個人
→2,354円(月額/税込)×12ヶ月=28,248円(税込)
Amazon /単体プラン/個人
→2,180円(月額/税込)×12ヶ月=26,160円(税込)
Amazonの方が、約1ヶ月分の「2,088円」お得!
【24ヶ月で算出した場合】
Adobe /単体プラン/個人
→2,180円(月額/税込)×24ヶ月=52,320円(税込)
Amazon /単体プラン/個人
→2,071円(月額/税込)×24ヶ月=49704円(税込)
Amazonの方が約1ヶ月分の「2,616円」お得!
【36ヶ月で算出した場合】
Adobe /単体プラン/個人
→2180円(月額/税込)×36ヶ月=78480円(税込)
Amazon /単体プラン/個人
→2,071円(月額/税込)×36ヶ月=74,556円(税込)
Amazonの方が約2ヶ月分の「3,924円」お得!
長く使う予定のある方は、Amazonで購入する方がちょっとだけお得のようです。
手持ちの予算と相談して、購入する方法を決めましょう。
✔︎古いバージョンのアドビ イラストレーターのソフトを購入したいなら。
Creative Cloudの月額使用が嫌な場合は、Amazonで過去バージョンのソフトを購入することもできます。
Amazonで検索するとたくさんヒットします。
ちなみに、過去バージョンは生産中止品となりますので、基本的に中古ソフトを購入することになります。
余談:過去Verを購入するときは注意!
過去Verのイラストレーター(CS6以降のVer)は、最新PCでは使えません。
現在販売されているMac・MacbookのOSは「Mojave(モハーヴェ)」という種類です。
しかし、過去Verのイラストレーターは、3つ前のOS「El Capitan(エルキャピタン)」までしか起動しません。
ちなみにEl Capitanは2015年9月30日まで使用されたOSになります。
なので、
2015年9月30日以降に購入していたPC出ないと動きません。
実は僕もこの件に陥ってしまった人間の一人ですw
これまでCS6を使用していて、PCの買い替えと同時にCS6を導入しようとしたら「動作対象外」という現実を突き付けられました。
アップルストアにも、下記のような問い合わせをしました。
「MojaveからEl Capitanにグレードダウンできないか?」
「El Capitanの入っているMacは販売されていないか?」
「なんとかMojaveでCS6を使用できないか?」
こんなかんじで相談しましたが、全てNGでした。
同じような悩みを持っている方がいれば時間の無駄なので、素直にCreative Cloudを購入することをオススメします。
経験談:Creative Cloudで購入した方がよかったです。
結論としてCreative Cloudの月額制を購入してよかったです。
理由もシンプル。
これ一点に尽きます。
イラストレーターの使用経験者なら分かると思いますが、少し前までは上書き保存する前にソフトがいきなり終了することが結構ありました。
デザインは細かい作業の連続なので、上書き保存をする前に強制終了されるとかなりヤバイです。
その点、CCではソフトが強制終了する機会が本当に少なくなりました。
起きたとしても、強制終了した段階で自動でデータが別名で保存される仕組みになっています。
作業時間の損をしたくなければCCを購入することをおすすめします。
5:【半額の価格】半額以下でアドビ イラストレーターのソフトを購入する2つの方法。
個人使用のコンプリートプランは年間「64,536円(税込)」がかかります。
しかし、その半額以下の「29,800円(税込)」で購入する方法があります。
その方法は以下の2つ。
方法1:オンラインスクールに登録して半額の価格で購入できる
ひとつめは「デジハリONLINE」というオンラインスクールに登録する方法
ソフトの操作方法も学べて「29,800円」で使用できるのはかなり安いです。
しかも、契約は12ヶ月ごとに更新する仕組みなので、
続けて使用したいのであれば「29,800円」のまま継続使用することが可能です。
学習できる内容は以下の通り。
・イラストレーター実習
・フォトショップ実習
・HTML/ CSS/DREAMWEAVER実習
・After Effects/Premiere実習
・Flash/ActionScript実習
イラストレーターだけでなく他のソフトも学習できるのはうれしいですね。
方法2:アドビと公式契約しているオンラインスクールで、イラストレーターを格安の価格で購入する。
ふたつめは「ヒューマンアカデミー たのまな」で購入する方法。
こちらも半額以下の「29,800円(税込)」で使用することができます。
「デジハリONLINE」と違うところは、教材を1ヶ月・3ヶ月・12ヶ月の3つから選べるところ。
デジハリONLINEは3ヶ月契約のみなので、イチからがっつり勉強したい方はこちらがオススメです。
ちなみに、通常価格は「59,000円」での購入となります。
しかし「ヒューマンアカデミー たのまな」では定期的に「29,800円」のキャンペーンをかなり多く開催しています。
勉強まで時間のゆとりがある人は、キャンペーンのタイミングで購入するようにしましょう。
6:【使い方】アドビ イラストレーターのソフトの使い方を紹介。
イラストレーターの使い方は、以下の方法で学ぶことができます。
・Adobe(アドビ)公式の解説動画で学ぶ。
・Youtuberの動画で学ぶ。
ひとつづつ、紹介します。
使い方1:Adobe(アドビ)公式の解説動画で学ぶ。
Adobeの公式サイトで、動画を見ながら使い方を学べます。
動画の内容は、初級と中級に分かれており、はじめたての人も学びやすい動画となっています。
また、コンテンツの種類も多く、「イラストレーターの基礎」をはじめ、「ロゴ・Tシャツの作り方・目を引く企画書の作り方」など、軽く50以上のレクチャー動画が用意されています。
イラストレーターを購入したあとに、「使い方がわからない!」となりにくいサービスが整っているので、安心して導入できますね。
使い方2:Youtuberの動画で学ぶ。
Youtubeでは、プロのデザイナーさんが実際の操作画面を使いながらレクチャーしてくれる動画が、たくさんあります。
僕のおすすめは、T's Designさんの動画です。
このYoutuberさんのいいところは、「基礎の基礎」を教えてくれる点。
イラストレーターを使いたての頃は、とにかくわからないことだらけなので、「基礎の基礎」を動画で教えてくれるのは、本当にありがたいです。
以上が、使い方を学ぶ方法です。
ちなみに、このような動画のことを「チュートリアル」と呼ぶので、ググる際は「イラストレター_チュートリアル」で検索するとOKです。
7:【勉強方法】イラストレーターを購入した後に学ぶ、おすすめ本。
ちなみに、イラストレーターは本でも十分学ぶことができます。
僕は独学でグラフィクデザイナーになったわけですが、勉強する本のチョイスは重要です。
独学でデザイナーになりたい人は、下記の記事に方法をまとめているので、お時間のある方はぜひ。
おすすめ本1:アドビ イラストレーターを購入して、日が浅いならコレ。
ビギナーは最初に購入することをおすすめします。
この本のいいところは、初心者でもはじめやすい内容になってること。
グラフィック ソフトを購入した時のハードルとして高いのが「言葉の壁」です。
この本はソフトに使用される用語も丁寧に解説されており、 イラストレーターに触れたことのない人でもわかりやすく操作方法が学べます。
おすすめ本2:ちょぴり操作できる人はコレがおすすめ。
ちょっぴりソフトの操作がわかる人に購入をオススメしたい本です。
この本の良いところは、ソフトの操作方法が広く網羅されてるところ。
この本をマスターすれば最低限のスキルは身につくかと。
完全ビギナーじゃない人はこの本を購入することをオススメします。
おすすめ本3:すこしづつ操作に小慣れてきたらコレ。
少しこなれた時に購入して読むことをおすすめします。
作業をしているときは、必ずと言っていいほどわからない操作が出てきます。
それを解消しやすいのがこの本。
疑問の痒いところに手が届く内容なので、とりあえずこれ一冊だけ持っておけばOKです。
レビューが高いのも信憑性がありますね。
8:【注意】アドビ イラストレーターの不正購入はNG!正規ソフトを購入しましょう。
あたりまえですが、
ソフトの不正使用は絶対にやめましょう。
悪い噂も出回っていますが、悪いことをすれば必ず捕まります。
特にAdobe社はソフトの不正使用・購入をしっかり調査しているので、遅かれ早かれいずれ捕まることになります。
僕も12年間デザインを仕事にしていますが、一度もそのような行為はしていません。
正規ルートで正しくソフトを購入しましょう。
しつこいようですが、違法購入は、まじでやめましょう。
9:【無料】アドビ イラストレーターの代わりに使える、無料ソフトを紹介。
イラストレーターの購入が難しい人は、無料のソフトを使えばデザインできます。
おすすめの無料ソフトを3つ紹介します。
無料ソフト1:Inkscape(インクスケープ)
「イラストレーターの代わりで使いたい!」という方におすすめです。
僕も昔使ったことがありますが、無料とは思えない充実しています。
複雑な図形もイチから作ることができ、イラストレーターの代わりとして使っている人も多くいます。
無料ソフト2:PistBear
Windows専用のデザインソフトです。複雑な図形もイチから作れます。
この無料ソフトの良い点は、イラストレーター未経験者でも使いやすい点。
PistBearはWindowsに標準で入っている「ペイント」の操作に近いので、ある程度直感的に操作することが可能です。
専門のデザインソフトに触れたことのない方はPistBearを使うことをおすすめします。
無料ソフト3:Gravit Designer
Gravit Designerは、最近少し話題の、無料デザインソフトです。
ソフトの特徴は、WEBブラウザ上で操作するVerと、アプリのダウンロードVerの2種類あり、無料で高機能な点。
イラストレーターの使用方法と似ている部分が多いので、試してみる価値ありです。
以上が、おすすめの無料デザインソフトです。
ただ、いづれもアドビのイラストレーターほどの機能や便利さはないので、エントリーソフトとして使っていみることをおすすめします。
10:まとめ
というわけで、今回は以上です。
デザインのコツでは、こんな感じで
「デザインを教えてくれる先輩がいない人」
「デザインを独学で身につけたい人」
「デザイン初心者でスキルアップしたい人」のために、日々お役立ち情報を発信しています。
まわりに相談する人がいない方は、LINE@から無料で個別相談のやりとりができます。
必要なときに、ぜひご自由にご活用ください(`・ω・´)ゞ
Design is easy!


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