デザイナーの対応・やり取りでイライラしている方へ。
「デザイナーに依頼したけど、対応が悪くて困っている」
「デザイナーとの上手な接し方を知りたい」
「良いビジネスパートナーになれる、デザイナーの探し方を教えて欲しい!」
こういった疑問・要望にお答えします。
※この記事は3分ほどで読み終わります。
読み終えるころには、デザイナーに対する不満が解消されるはず(`・ω・´)ゞ
本記事の内容
1:性格が悪いデザイナーの「原因」とは。
2:コミュ力が低い、性格が悪いデザイナーは、将来貧乏になります。
3:性格が悪いと感じるデザイナーをビジネスパートナーにすると、大損します。
4:失敗しないデザイナーの探し方を紹介。
こんにちは!takaです。
グラフィックデザイナー・クリエイティブディレクター歴12年。
毎月、コツコツ稼ぎつつ、フリーランスとして生きてます。
今のLINE@のお友だち登録数は、4ヶ月で170人くらいになり、
これまでのブログ訪問者数は、10万人を超えました。
今回のお話は、「性格の悪いデザイナー」について。
僕は今、デザイナーとして活動していますが、12年前まではデザインとは無縁の人間でした。
そして、そんな僕がこの業界に入って一番苦労したのが、デザイナーと呼ばれる人たちとの「接し方」でした。
元がデザイン業界外の人間なので、
個性の強いデザイナーとのやりとりは本当に苦労していました(笑
なので、「デザイナーに依頼している方」や「プライベートで付き合いがある方」は、デザイナーとのやり取りに苦労しているんじゃないかな。と思います。
今回は、元は一般サラリーマンだった僕が、
「性格が悪いデザイナーの対処法と、腕がいいデザイナーの見つけ方」を解説していきます。
1:【超客観的に語る】性格が悪いデザイナーの「原因」とは。
性格が悪いデザイナーには、下記の4つに当てはまる場合が多いです。
1:コミュニケーションが苦手
2:物事を深く考えることがクセになってる。
3:世の中のクライアントを敵対視している。
4:クライアントへのヒアリングが下手。
一つずつ解説します。
■性格が悪い原因1:コミュニケーションが苦手。
この手のデザイナーは、けっこう多いです。
多い理由もシンプル。
・デザイナーになった人の中には、「人と話すのが苦手だから」という理由が、わりと多い。
こんなかんじ。
もちろん、「デザインやクリエイティブなことが好きだから」という理由が大半です。
しかし中には、「人とのコミュニケーションが苦手」という方も、わりといます。
なので、性格が普通でも、コミュ力が少し低いために、ビジネスシーンでは「性格が悪い」と誤解されるデザイナーは多くいます。
コミュニケーションに悩んでるデザイナーって、実はけっこういるんですよ。
■性格が悪い原因2:物事を深く考えるのがクセになってる。
物事を深く考えているせいで、性格が悪く見られる場合もあります。
例えば、デザイナーと接している時、こんなことを思ったことはありませんか?
具体的に言うと、「何か一つ意見を言うと、めっちゃ論破・質問してくる」など。
ちなみにデザイナーは、ひとつの物事を、深く掘り下げて考えることが仕事です。
なので、自然と屁理屈になってきます。
たぶん一般の方からすると、「めっちゃめんどくさい…」と思うはず。
これが、性格が悪い原因の2つ目です。
■性格が悪い原因3:世の中のクライアントを敵対視している。
実は単純に、クライアントを敵対視している人もいます。
敵対視する理由も、シンプル。
例えば、デザインの現場では必ずクライアントから「修正指示」が入ります。
その修正指示が問題で、せっかく頑張って考えて提案したにもかかわらず、
「簡単でいいから、ちょっと別案もつくってみて!」
とか、無茶振りされることが多々あります。
実はデザインって、かなり細かいところまで神経を張りめぐらせて作っており、簡単に見えるものでも、相当な時間と労力を費やしています。
このようなやりとりが続くと、「デザインのことを、素人になんかが分かるわけない!」と敵対視するようになります。
結果、クライアントへの対応が雑になります。
これが性格が悪い原因の3つ目です。
■性格が悪い原因4:クライアントへのヒアリングが下手。
案件を進める時にヒアリングが下手だと、性格が悪く感じます。
例えば、こんなかんじで起きやすいです。
1:よし、デザイナーに仕事を依頼しよう。
↓
2:さっそく打ち合わせだ。
↓
3:なんか打ち合わせしても、要望が伝わってない気がする...
↓
4:結局、要望通りのデザインが上がってこない。自分よがりのデザインばかりする、性格が悪いデザイナーだ!
こんなかんじ。
つまり、「ヒアリングが下手→要望通りに作れない→変なデザインが上がってくる→性格が悪く感じる」という流れです。
本人には悪気がなくても、要望通りのデザインが提案されなければ、クライアントに「我が強いデザイナー」と誤解され、結果的に「性格が悪い」と思われます。
以上が「性格が悪い」と感じる原因です。
次の項では、デザイナー・クライアント側それぞれの、性格が悪いデザイナーのデメリットを解説します。
2:【デザイナーに向けたメッセージ】コミュ力が低い、性格が悪いデザイナーは、将来貧乏になります。
繰り返しますが、性格が悪いデザイナーの原因は、下記の4つです。
1:コミュニケーションが苦手
2:物事を深く考えることがクセになってる。
3:世の中のクライアントを敵対視している。
4:クライアントへのヒアリングが下手。
その中でも、「コミュニケーションが苦手」なデザイナーは、
下記の感じで注意が必要です。
こんなかんじ。
貧乏になる理由もシンプル。
ちなみにディレクターとは、「クリエイティブディレクター」や「アートディレクター」といった管理職のこと。
ポジション的にはデザイナーよりも上の役職で、その分給料も高いです。
給料の高いディレクターに昇格できず、給料の安いデザイナーのままだと、貧乏になりやすいのは当然ですよね。
下記で、さらに解説します。
■なぜ、ディレクター職に「キャリアアップできない」のか。
理由も、シンプル。
つまり、コミュニケーション能力が低いとディレクターになりにくい。ということ。
✔︎【事実】デザイナーは、一生デザイナーでいることは「体力的に不可能」です。
事実として、デザイン業界では定年まで「デザイナーひと筋」で食べていけてる人はほとんどいません。
理由もシンプルで、体力も精神力も削られるデザイン業務は、高齢者になるほどキツイから。
世の中の40〜50歳台のクリエイターを見ればわかりますが、「ディレクター」のポジションにいる人が多いです。
まとめると、コミュニケーション能力が低いデザイナーは、給料の高いディレクターに向いてないので、将来貧乏になる可能性が高いです。
✔︎自分の将来設計が描けないと思ったら。
下記の記事に、おすすめの「将来設計の方法」をまとめました。
自分のデザイナー人生の「終達点」がわからない方は、ぜひご一読を。
コミュ力が低いデザイナーは、まずはコミュ力をアップさせることがおすすめです(`・ω・´)ゞ
3:【クライアントに向けたメッセージ】性格が悪いと感じるデザイナーをビジネスパートナーにすると、大損します。
しつこいようですが、性格が悪いデザイナーの原因は、下記の4つです。
1:コミュニケーションが苦手
2:物事を深く考えることがクセになってる。
3:世の中のクライアントを敵対視している。
4:クライアントへのヒアリングが下手。
その中でも、4つ目の「クライアントが下手なデザイナー」と、ビジネスパートナーになるのは、おすすめしません。
理由もシンプル。
・デザインを依頼しても、要望とおりのデザインが完成しない。
・結果、発注費を大損する。
こんなかんじ。
具体的には、こんな風になります。
1:よし、デザイナーに仕事を依頼しよう。
↓
2:さっそく打ち合わせだ。
↓
3:なんか打ち合わせしても、要望が伝わってない気がする...
↓
4:本当に大丈夫かな...
↓
5:【デザイン完成】
↓
6:なんか、思ってたのと違う...
↓
7:発注費が無駄になった。マジで損した...
こんなかんじ。
かなりの確率で、こんな風になります。
さらに深掘りして、解説します。
■なぜ要望とおりのデザインが作れないのか。
理由も、シンプル。
こんなかんじ。
デザイナーの本来の役割を理解していない人が多いです。
✔︎デザイナーは、クライアントのもつ要望や悩みを解決する、お医者さんであるべき。
例えば、 クライアントのあなたが、こんな依頼をするとします。
・集客率を上げたい。サービスの魅力が伝わるチラシを作ってほしい。
・会社の魅力を世の中に発信したい。会社のロゴをつくってほしい。
このとき、ヒアリング力のあるデザイナーであれば、下記の感じで質問してきます。
・集客率を上げたい。サービスの魅力が伝わるチラシを作ってほしい。
→サービスの特徴や独自性はなんですか?
・会社の魅力を世の中に発信したい。会社のロゴをつくってほしい。
→貴社の魅力や特徴は何ですか?
つまり、あなたの要望にひそむ「本質」を見つけようとします。
逆に、性格が悪いデザイナーがヒアリングすると、下記のかんじになります。
・集客率を上げたい。サービスの魅力が伝わるチラシを作ってほしい。
→わかりました。とりあえず作ってみます。
・会社の魅力を世の中に発信したい。会社のロゴをつくってほしい。
→わかりました。とりあえず作ってみます。
こんなかんじ。
差は明らかですね。
✔︎デザインのアイデアは、必ずクライアントの中にある。
事実として、優れたデザインのアイデアは、必ずクライアントの中に潜んでいます。
なので、あなたが依頼する「案件の本質」が見抜けないデザイナーは、質の悪いデザインを提案し続けてきます。
少し長くなりそうなので、深掘りして解説したものを、別の記事にまとめました。
クライアントであるあなたが、アイデアの発想法を知っておけば、デザイナーよりも優位に立てるはず。
お時間のある時に、ぜひご一読を(`・ω・´)ゞ
■真にビジネスパートナーとすべきデザイナーとは
ビジネスパートナーにすべきデザイナーは、下記のとおり。
こんなかんじ。
理由もシンプル。
僕がみてきた「超一流のデザイナー」は、例外なくホスピタリティが高いです。
結果、親身になって課題に向き合おうとし、優れたデザインを提案しています。
ちなみに、ホスピタリティが高いと、下記のような好循環を生み出します。
1:安心して依頼できるから、長期的に付き合えるようになる。
↓
2:長期的に付き合うことで、自社のサービスのを深く理解してくる。
↓
3:新しいデザインを発注するとき、 説明が最小限で済む。
↓
4:案件の回転が速くなる+デザインの質が上がる。
↓
5:デザインの効果が高くなり、会社への還元率が高まる。
↓
6:くりかえし
こんな感じ。
ホスピタリティが高いデザイナーを見つけることは、あなたの会社にとってプラスにしか働きません。
性格が悪いデザイナーに費用も時間も捧げる必要はありませんよ。
4:失敗しないデザイナーの探し方を紹介 【性格の悪いデザイナーは仕事ができません】
デザイナー選びで失敗しないためには、デザイナーの「タイプ」を知るのことが重要です。
タイプは、下記の3つ。
1:本当は性格が良いけど、悪く見られるデザイナー
2:本当に性格が悪く、仕事ができないデザイナー
3:デザインをビジネスとして捉えているデザイナー
こんな感じ。
結論から言うと、本当に付き合うべきデザイナーは、「デザインをビジネスとして捉えているデザイナー」です。
詳しく解説していきます。
■まずは、デザイナーの種類を把握しましょう。
繰り返しますが、デザイナーのタイプは、この3つです。
1:本当は性格が良いけど、悪く見られるデザイナー
2:本当に性格が悪く、仕事ができないデザイナー
3:デザインをビジネスとして捉えているデザイナー
もし、デザイナーに不満を抱えているのであれば、1番目と2番目にあたっている可能性が高いです。
■種類1:「本当は性格が良いけど、悪く見られるデザイナー」
この手のデザイナーは、「デザイン力はあるけど、単にコミュ力がない」場合が多いです。
そもそもデザイナーは、言葉でコミュニケーションすることが苦手な人が多いです。
しかし発注者からしてみれば、一般的なビジネストークがぎこちない人に不満を抱くのは当然ですよね。
ただし、一つメリットなのは「デザイン力はある」ということ。
コミュ力がないだけなので、きちんとデザインの指示をしてあげれば、いい物はかならず提案してくれます。
この手のデザイナーは普通に接すると、案外話しやすかたりします(笑
■種類2:「本当に性格が悪く、仕事ができないデザイナー」
このタイプは最悪です。
ハズレくじを引いた人も多いはず。
このタイプにみられる特徴は、
「真剣にデザインに取り組まず、デザイナーという肩書きが欲しいだけ」という人が多いです。
また最近では、デザインを本当に理解していない「にわか」が多いのも特徴。
にわかが増えた理由もシンプル。
わりと事実です。
例えば今は、昔に比べてグラフィックソフトを購入しやすくなり、また、クラウドソーシングでかんたんにデザインを仕事にしやすくなりました。
そのため、デザインの基本を身につけていないデザイナーが多くなり、
結果、スキルが身につかないまま「デザイナー」を語る人が多くなってきました。
まとめると、
この手のタイプには近づかないのがオススメです。
■種類3:「デザインをビジネスとして捉えているデザイナー」
結論を言うと、このタイプのデザイナーを選びましょう。
理由もシンプル。
例えばクライアントのあなたは、依頼したデザインで「会社の利益を上げたい」と思ってますよね。
つまり、ビジネスです。
であればデザイナーも、「会社に利益を出せるデザイン」を作るべき。
このタイプのデザイナーは、先でも述べた、「ホスピタリティの高い人」が多いです。
あなたの意見や要望をしっかり聞いてくれるので、きっと案件もスムーズに進めてくれるはず。
間違っても、「デザイナーはアーティスト」という間違った認識のデザイナーとは関わってはいけません。
■ビジネスパートナーにしたいデザイナーの探し方を紹介【一体どこにいる?】
腕の良いデザイナーは、ほとんどが独立しています。
つまり、個人のデザイナーに声をかければいいだけです。
見つけ方の流れは、こんな感じ。
1:腕の良い「カメラマン・コピーライター・印刷会社」に、良いデザイナーがいないか聞く。
↓
2:連絡を待つ。
↓
3:デザイナーから連絡が入る。
↓
4:ホスピタリティがあるかなど、総合的に判断。
↓
5:取引採用or不採用の判断。不採用であれば最初からくりかえし。
こんなかんじ。
わりと、簡単です。
ここでのポイントは、
デザイナーではなく、腕の良い「カメラマン・コピーライター・印刷会社」に声をかけること。
理由もシンプル。
1:腕の良い「カメラマン・ライター・印刷会社」は、自分の仕事(作品)をよく見せたい。
↓
2:下手なデザイナーと仕事をしたくない。
↓
3:結果、腕の良いデザイナーに依頼するから、デザイナーの情報を知っている。
つまり、腕の良い人を知ってる確率が高いです。
「腕がいい」というのもポイントで、このタイプの人たちは、自分の仕事のクオリティに見合ったデザイナーを選びます。
結果、類は友を呼ぶで、腕のいいクリエイター達が自然と増えています。
腕の良いデザイナーを探す場合は、腕の良い「カメラマン・コピーライター・印刷会社」に声をかけることがベストです。
■クラウドソーシングで腕のいいデザイナーを探す方法。
まわりにツテがない方は、クラウドソーシングで見つけるのも手です。
クラウドソーシングでは、下記のサイトがおすすめです。
クリエイターもかなりの人数が登録されており、制作費用も平均で30,000円から依頼できます。
そして、見つけるポイントは下記の2つ。
・クライアントへの提案内容がしっかり記載されている。
・クライアントへ案件の質問がなされている。
こんなかんじ。
上の2つは実際にランサーズ内でチェックできます。
✔︎ユーザー登録(無料)すれば、デザイナーを見つけ放題です。
ランサーズでは、ユーザー登録をすればだれでも案件内容を閲覧できます。
また、提案されているデザインも、誰でも閲覧できる仕様になっています。
なので、実際にサイトを訪れて各案件のやり取りを見れば、腕が良いデザイナーか一目瞭然です。
デザイナーを直接指名して案件を依頼することもできるので、安心して仕事を依頼することもできます。
気になる方は、ぜひ一度お試しを。
5:まとめ
というわけで、今回は以上です。
デザインのコツでは、こんな感じで
「デザインを教えてくれる先輩がいない人」
「デザインを独学で身につけたい人」
「デザイン初心者でスキルアップしたい人」のために、日々お役立ち情報を発信しています。
まわりに相談する人がいない方は、LINE@から無料で個別相談のやりとりができます。
必要なときに、ぜひご自由にご活用ください(`・ω・´)ゞ
Design is easy!


最新記事 by Owner|taka (全て見る)
- 【欲しいものは自分で手に入れる】独学スキルを身につけたら、人生が楽しくなった話。【体験談】 - 2020年9月20日
- 【自分の身を守ろう】デザイン契約書に載せるべき留意点を紹介。【winwinにしよう】 - 2020年9月18日
- 独学でデザイナーになるには、まずは現場に飛び込めば解決する話。【体験済み】 - 2020年9月16日