デザイナーの将来の悩み

デザインできない、新人デザイナーの対処法【ダメ上司と言わせない】

投稿日:2018年11月28日 更新日:

医者

 

デザインできない、新人デザイナーに困っている人向け。

 

「デザインセンスがない新人デザイナーに困っている」

「新人デザイナーから良いデザインが上がってこない」

「上司として、新人デザイナーのデザインスキルを向上させたい」

 

こういった悩みを解消します。

 

※この記事は3分ほどで読み終わります。

3分後には、新人デザイナーへの不満が少し解消されるはず(`・ω・´)ゞ

 

本記事の内容

1:デザインできない、新人デザイナーの特徴とは【現場あるある】

2:新人デザイナーが、デザインできない原因を解説【センスがなくて困る】

3:できないとは言わせない!新人デザイナーのデザイン力を高める対処法を紹介

4:上司が持っておくべき指導スキルを紹介

 

こんにちは!takaです。

グラフィックデザイナー・クリエイティブディレクター歴12年。

毎月40〜50万くらい稼ぎつつ、フリーランスとして生きてます。

 

今回のお話は、「デザインできない、デザイナーの原因と対処法」について。

 

この記事を読んでいる方は、後輩や部下の面倒を見ている先輩デザイナーの方が多いと思います。

 

僕も昔は部下をもっていましたが、デザインできない人に教えるのって、

かなりしんどいし、ストレスですよね。

 

 

少しだけ僕の昔話をさせていただくと、

この業界に飛び込んだ当初はグラフィックデザイナーからスタートし、「アートディレクター→クリエイティブディレクター」の順にキャリアアップしてきました。

 

僕も東京のデザイン事務所でディレクター職につきはじめた頃は、「なぜこれくらいのデザインもできないんだ!」と怒りまくりつつ、悩んでいました。

 

事実、後輩への教育は「デザインの質を上げるよりも圧倒的にハードルが高い」です。

 

今回は、僕が実際に経験・実践した内容をもとに、「デザインができない、新人デザイナーへの対処法」を解説していきます。

 

1:デザインできない、新人デザイナーの特徴とは【現場あるある】

デザイナー

 

できない新人デザイナー「あるある」として、

こんな特徴があります。

 

特徴1:指示した内容に対して意味を理解しない。

特徴2:自分よがりなデザインを作ろうとする。

特徴3:真剣に、本気でダサいものを作ってくる。

特徴4:つい最近教えたことが、まったく生かされていない。

特徴5:とつぜん、フリーズしてバグる。

 

一つずつ見ていきましょう。

 

特徴1:指示した内容に対して意味を理解しない。

 

よくあるのが、「ここの文字を目立たせて」と指示すると、単純に文字サイズを大きくするだけで終わる場合など。

 

こちらの意図は、「周りの情報に埋もれないようにしてほしい」という考えなのですが、できないデザイナーは意図を正しく汲み取ってくれません。

 

こういったとき、「こいつデザイナーに向いてないなー」と言いたくなりますよね。

 

特徴2:自分よがりなデザインを作ろうとする。

 

クライアントの要望を完全無視して、自分のかっこいいと思うデザインだけを作ろうとします。

 

この手のデザイナーは、「シンプル」「フラット」「モノクロ」の3つが三種の神器として備わっており、これらをフル活用してデザインを組み上げようと立ち向かってきます。

 

この3つは単純に表現方法の一部であって、必ずしも良いデザインになるとは限りません。

 

三種の神器で立ち向かってくるデザイナーは、あなたの喝で武装解除させましょう。

 

特徴3:真剣に、本気でダサいものを作ってくる。

 

「マジか!?」と言いたくなるくらい、ダサい提案をしてくる新人デザイナーもいます。

 

ダサい表現も必要な時はありますが、自信満々でダサいデザインを提案してくる人には言葉を失いますよね。

 

何から教えればいいか、フリーズしてしまった先輩デザイナーも多いのでは。

 

特徴4:つい最近教えたことが、まったく生かされていない。

 

ちょっと前に指導したことが、まったくできない新人デザイナーもいます。

 

このケースは特に、「文字組み」のシーンで多く発生します。

 

こちらも忙しい時間を割いて教えているわけですから、一度で飲み込んで欲しいと切に願います。

 

特徴5:とつぜん、フリーズしてバグる。

 

修正指示や指導中に、「もう何が何だかわからなくなった…」と、停止する新人デザイナーもいます(`・ω・´)ゞ

 

笑いごとではないのですが、こういったケースに遭遇した方も少なくないのでは...

 

結局、自分が緊急出動することになり大変な目にあうことになるんですよね。

 

 

この5つが「デザインできない、新人デザイナーあるある」です。

まだたくさんありますが、とりあえずはこんな感じかと。

 

デザインの現場は、他の職業に比べてかなり多忙なので、このようなケースは本当に勘弁です。

次は、このような後輩が陥っている「デザインできない原因」を解説します。

 

2:新人デザイナーが、デザインできない原因を解説【センスがなくて困る】

シベリアンハスキー

 

結論から言うと、できない原因は下記の2つです。

 

原因1:基礎知識が身についていない。

原因2:秀逸なデザインを見ていない。

 

一つずつ解説します。

 

原因1:基礎知識が身についていない。

 

デザインができない一番の原因は、「基礎知識が身についていない」ことです。

 

先輩である皆さんならお分かりと思いますが、秀逸なデザインには共通して基礎がしっかりしています。

 

例えば次のような問題に、あなたはどう答えますか???

 

・本文の文字サイズが7ptである場合、見出しの文字サイズは「何pt」にすべきか?

 

このような場合、下の二つを即答するはず。

 

・11pt

・14pt

 

この数値の求め方は「文字組みのセオリー」だったり「黄金比」の考え方がベースになっています。

 

あなたのような基礎力のある人であれば即答できますが、デザインができない新人デザイナーは即答できません。

 

つまり、文字組みの基礎知識が身についていないんです。

 

今は文字組みを例にしましたが、デザインの現場では「レイアウト・色・写真・イラスト・コピーライティング」など、多くの知識が必要になってきます。

 

普段の業務内容から、後輩がどの分野のデザインできないのかを把握するようにしましょう。

 

原因2:秀逸なデザインを見ていない。

 

デザインができない二番目の原因は、「秀逸なデザインを見ていない」ことです。

 

基準となる秀逸なデザインを知らないわけですから、間違ったものを生み出してしまうのは当然ですよね。

 

また、デザイン業界は「トレンド」がつきものです。

 

ある程度キャリアを積んだデザイナーでも、トレンドにアンテナをはっていない人は結構痛い目にあいます。

 

僕の周りの例でいうと、年配のデザイナーで「グラデーション」をやたら使いたがる人がいました。

その人曰く、「今風のシンプルなデザインは知らない!つくれない!」という理由らしいですが、けっこう絶句ものです...

 

案の定、その人に仕事を依頼してくるクライアントは少ないらしく、金銭面で苦労しています。

 

この二つが、デザインができないデザイナーの大きな原因です。

 

3:できないとは言わせない!新人デザイナーのデザイン力を高める対処法

仕事

 

原因がわかったら、次は対処法です。

 

デザインができない新人デザイナーには、下記の3つの対処法が有効です。

 

対処法1:秀逸なデザインをトレースさせる。

対処法2:デザインの基礎本をだけを読ませる。

対処法3:デザインのアイデアを生み出す、基礎知識を教える。

 

一つずつ見ていきましょう。

 

対処法1:秀逸なデザインをトレースさせる。

 

三つの中で一番有効かつ、早くデザイン力が上がる対処法です。

 

この方法の良いところは、デザインの基礎力が直感的に身につくこと。

 

また、トレースするデザインは、「後輩が良いと感じたデザインで実践させる」と効果的です。

 

自発的要素を組み込むことで、拒否反応を起こすことなく取り組ませることができます。

 

僕の場合は、部下にこれをやらせて、デザインの基礎力が格段にアップしました。

 

なお、この対処法で有効なツールは、「名刺・チラシ・webデザイン」が特におすすめです。

 

理由もシンプルで、ツールの中でも、特に文字組み・余白要素が求められるから。

 

毎日トレースさせて、デザイン力をアップさせましょう。

ちなみに、トレースするデザインは、下記のデザインサイトを利用するとOKです。

 

Pinterest

 

【ピンタレスト】

説明不要の有名なデザインサイトです。

良いと思ったデザインを保存しやすいので、今回のような対処法にもおすすめです。

 

BrandNew

 

【ブランドニュー】

ロゴに特化した、海外のwebサイトです。

ロゴをトレースするならココがおすすめです。

 

掲載されてるロゴのコンセプト資料もクオリティが高いので、新人デザイナーの刺激になるはず。

 

また、webデザイナーの方にはwebデザインの独学法もこちらで公開しています。

webデザイナーへの教育はこの記事を読めば、わりと解決できるかも(`・ω・´)ゞ

 

【学習時間が短いと失敗する】独学でwebデザイナーになる方法を紹介

 

対処法2:デザインの基礎本だけを読ませる。

 

デザインができない新人デザイナーには、応用本よりも基礎の本を読ませましょう。

 

理由もシンプルで、新人であればあるほど、小手先のテクニックにしか目がいかなくなるから。

 

まずは「良いデザイン=細かい基礎の積み重ねである」と、脳裏に叩き込ませましょう。

なお、デザインの基礎本は下記のものがおすすめです。

 

おすすめ本1:基礎を叩き込むならこれがベスト

 

レイアウト、基本の「き」

レイアウトの基礎を叩き込むならこの一冊でかと。

文字組みをするときの級数の選び方や、ホワイトスペースに対する考え方など、実戦で使える内容がひろく網羅されています。

 

おすすめ本2:「デザインは伝える仕事」ということを叩き込む

 

伝わるデザインの基本

デザインの基本である「デザイン=伝えること」という考えが身につきます。

デザインが自己満で完結している新人デザイナーに特に効果的です。

 

対処法3:デザインのアイデアを生み出す基礎知識を教える。

 

デザインができないデザイナーは、アイデアを生み出すのに苦しむ人が多いです。

 

ある程度の経験を積めば分かりますが、アイデアのヒントは必ずクライアントの中にあります。

 

重要なのは、「デザイナー=お医者さん」という考えをもたせること。

 

もし新人デザイナーがアイデアで悩んでるようであれば、もう一度クライアントの抱える課題や悩みをインプットしなおしてあげてください。

 

なお、デザインアイデアの発想法をこちらの記事にまとめています。

デザインができない部下に読ませると、少しは症状が和らぐはず(`・ω・´)ゞ

 

【誰にでも必ず浮かぶ】デザインアイデアの発想法

 

4:上司として持っておくべき指導スキルを紹介

ビジネスマン

 

これまで新人デザイナーについて書いてきましたが、あなたの指導内容が上がれば、もっと新人デザイナーを輝かせることができます。

 

僕が実践して成功した経験を踏まえ、紹介します。

 

デザインができない新人デザイナーの指導に効果的なスキルは、下記の2つ。

 

スキル1:ロジカルシンキング能力

スキル2:スケジューリング能力

 

一つずつ見ていきましょう。

 

スキル1:ロジカルシンキング能力

 

いわゆる論理的思考のことで、もっとも効果があります。

 

このスキルが生かされるのは、デザイン指導のとき。

特に新人デザイナーに効果があります。

 

というのも、今の20代くらいのデザイナーは、理屈の通らない説明を嫌います。

 

例えば、「見出しの文字サイズは14ptくらいが良い」と教える場合、「なぜ14ptでなければならないのか」を説明しなければなりません。

 

まちがっても「黙って指定された大きさにしなさい!」など、抽象的な指示は絶対NGです。

 

ロジカルシンキングの力が備わっていれば、より筋道だって説明できるわけですから、新人デザイナーへの指導の質がぐんと高まります。

 

話の広げ方としては下記の記事みたいに、順序だてるとOKです。

 

【それで大丈夫?】ポスターデザインの作り方とセオリー【素人~中級者向け】

 

デザインできない新人デザイナーには、きちんと理由をつけて説明してあげましょう。

 

ちなみに、転職会議の記事でも同じようなことが書かれていました。

 

スキル2:スケジューリング能力

 

先輩デザイナーとして、スケジューリング能力を身につけておくと便利です。

 

理由もシンプル。

 

・部下の作業時間を確保してあげることにつながるから。

 

こんなかんじ。

 

事実として、デザインができない新人デザイナーは、作業時間が圧倒的に遅いです。

 

これはもう、仕方ないと割り切りましょう。

 

重要なのは、「先輩・上司としてどれだけ部下に作業時間を確保してあげれるか」です。

 

結果として、作業時間が増えれば、その分デザインに時間を費やせるわけなので、自然とデザイン力は高まっていきます。

 

クライアントの要望を聞きいれるのは大切ですが、会社の財産となる後輩デザイナーのためにも、スケジューリング能力を身につけるのをおすすめします。

 

また、もう一つのメリットとして、就業時間をコントロールできるようになるのも、このスキルの魅力です。

 

特に、上司にあたるデザイナー・ディレクターは、デザイナーに無理な作業をさせてはいけません。

 

事実として、忙しいwebデザインの現場では、「ブラック企業」といったレッテルが貼られており、新人デザイナーの離職率が高まっています。

 

もし、webデザイナーで「webデザインの現場ってきつい」と嘆いてる方がいれば、こちらの記事を読むのをオススメします。

 

【ギブアップ】webデザイナーの「きつい」を解消する3つの方法

 

webデザイナーの未来が明るいことを、しっかり教えてあげましょう(`・ω・´)ゞ

 

 

✔︎気軽にLINEで、質問・相談できるようになりました。

女性とスマホ

 

この度、デザインのコツでは

「LINE@公式アカウント」を取得しました。

 

「あなたのLINE」と「デザインのコツ。公式アカウント」とで、

個別にメッセージのやりとりができるサービスです。

 

「友だち追加ボタン」をタップいただくと、

LINEの友だちリストに追加されるので、それで完了です。

 

※補足:メッセージをお送りいただく際は、

僕側からさいしょに、メッセージを送れない仕組みになっています。

質問・相談をしたい方は、安心してメッセージをお送りください。

 

今後も、デザインのコツをよろしくお願いいたします。

 

 

デザインのコツ。

管理人 taka

 

オールラウンドデザイナー、管理人takaの紹介。

 

5:まとめ

チームワーク

 

というわけで、今回は以上です。

 

デザインができない新人デザイナーの先輩は、本当に苦労しますよね。

 

ですが、みんな誰でも、最初はデザイン初心者です。

 

そして、やっぱり部下が育つのは楽しいですよね。

 

デザインは基礎知識さえつければ必ずデザイン力は高まるので、少し長い目で見守ってあげて下さいね(`・ω・´)ゞ

 

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【永久テク】オシャレでかっこいい、名刺デザインの作り方。

 

【全てを公開】チラシデザインの考え方~作り方~印刷所の選び方まで。

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管理人|taka(たか)@オールラウンドデザイナー
【職 業:クリエイティブディレクター/グラフィックデザイナー】 上場企業の事務系サラリーマンから、独学でデザイナーに転身。東京のデザイン事務所で地獄の修行を経て、フリーランスとして独立。 現在は「専属契約 2社」と「単発制作」で毎月コツコツ40万〜50万円を稼ぎつつ生活中です(`・ω・´)ゞ

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