webデザイナーの将来に不安を感じている人へ。
「webデザイナーとして働いているけど、続けていけるか不安」
「オワコン説があるけど本当?」
「webデザイナーが辿るべき将来設計を知りたい」
こういった将来設計の悩みを解消していきます。
※この記事は3分ほどで読み終わります。
読み終える頃には、将来への不安が少し和らぐはず(`・ω・´)ゞ
本記事の内容
1:webデザイナーの将来設計を描けなくする、3つの不安説。
2:webデザイナーの不安を解消する、将来設計を教えます。
3:webデザイナーの将来設計にプログラミングは不要な話。
4:webデザイナーになりたい人は独学でもなれます【将来設計は必要】
こんにちは!takaです。
グラフィックデザイナー・クリエイティブディレクター歴12年。
毎月、コツコツ稼ぎつつ、フリーランスとして生きてます。
今のLINE@のお友だち登録数は、4ヶ月で170人くらいになり、
これまでのブログ訪問者数は、10万人を超えました。
今回のお話は、「webデザイナーがすべき将来設計」について。
ぶっちゃけ、webデザイナーって将来が不安すぎますよね。
世間ではよく、「webデザイナーはオワコン」「デザイン業界はAI化が進んでなくなる」とか言われています。
これらを耳にするとガクブルですが、実際は「真実である部分」と「そうでない部分」があります。
今回は結論から言いますが、
食べれなくなるwebデザイナーはまちがいなく増えます。
今回はそうならないための「webデザイナーが辿るべき将来設計」を詳しく解説していきます。
1:webデザイナーの将来設計を描けなくする、3つの不安説。
webデザイナーという職業は、将来設計を立てにくい職業です。
そして、将来を不安にさせる「いろんな説」が存在します。
いろんな説は、下記の3つ。
・web業界が衰退してきている説。
・webデザイナーの需要が減ってきている説。
・webデザイナーの平均年収は低い説。
これらの説が真実なのか、
一つずつ「客観的」に見ていきます。
将来設計の不安1:web業界が衰退してきている説。
結論:この説は正しくない。
むしろweb業界は景気が良くなってます。
理由は下記のとおり。
・日本のインターネット広告費は、5年前から8,000億円増えている(一度も下がってない)
・あらゆるサービスのデジタル化が進んでいる
・インターネットはインフラ化されている
個人的な考えを含まない「超客観的」な情報です。
まず、日本のインターネット広告費は「2012年の8,680億円」から「1兆5,094億円」まで上昇しています。
※電通調べなので情報は正確。
8,000億円も市場が増えているのに「衰退している」という解釈は間違ってますよね。
電通のサイトでも、事実を確認できます。
客観的に考えれば分かりますが、世の中のあらゆるサービスやビジネスは、全てデジタル化が進んでいきます。
そして、デジタル化には必ずネットワークが必要です。
紙媒体が衰退していくのは分かりますが、
webどころか「サイネージ広告」まで主流になってきている時代に、「web業界が衰退している」という考えはありえないです。
よって、web業界が衰退してきている説は間違いです。
将来設計の不安2:webデザイナーの需要が減ってきている説。
結論:半分は間違い。でも半分は正しい。
結論は引き分けです。
理由は下記のとおり。
【間違いな理由】
・リクナビ検索で「webデザイナー」の求人数は100件以上。グラフィックデザイナーはその半分くらい。
→グラフィックデザイナーの2倍は需要あり。
【正しい理由】
・AIなどによるデザインの自動化が進んでいる。
→腕の良いデザイナー以外は淘汰される。
こんなかんじ。
実際に、リクナビネクストで「webデザイナー」と検索した場合、基本的に求人数は100 件以上ヒットします。
対して、グラフィックデザイナーはその半分の50件くらいしかヒットしません。
※実際にリクナビで検索すると分かります(`・ω・´)ゞ
ちなみに、現在人手不足とされている「保育士」でさえも、リクナビで検索すると30件程度です。
webデザイナーの需要は比較的高いといえます。
しかし、AIの進歩による自動化は、webデザイナーの数を減らす要因のひとつであるのは「事実」です。
webサイトが素人でも作れるわけですから、webデザイナーの需要が低くなるのは当然ですよね。
よって、この説は半分間違い。でも半分は正しいです。
将来設計の不安3:web デザイナーの平均年収は低い説。
結論:この説は正しい。
この結論は、僕の意見が少しだけ入っており、「webデザイナーは忙しい割に儲からない」というのが感想です。
✔︎基本的に、webデザイナーの年収は「約360万円」が相場です。
ググっていただけると分かりますが、webデザイナーの平均年収は「約360万円」です。
一般的なサラリーマンと比べればそんなに気にする額じゃないですが、問題なのは「デザイナーの労働時間」です。
簡単にいうと、「深夜残業あたりまえでこの金額は低すぎる」というのが僕の考えです。
人の1.5倍~2倍は働いてるのに、月給25万は安すぎます...
よって、この説は正しいです。
ここまでをまとめるとこんな感じ。
こんなかんじ。
次の項では、正しい方向に進むための「将来設計」を解説します。
2:webデザイナーの不安を解消する、将来設計を教えます。
webデザイナーの不安を解消する将来設計は、下記のとおり。
STEP1:webデザイナーとしてデザイン力を磨く(短くても3年は経験する)
↓
STEP2:SEO知識・スキルを身につける(2年くらいで身につく)
↓
STEP3:webディレクターのポジションにつく(3年くらい経験する)
↓
STEP4:状況をみてフリーランスになる(希望年収と相談してすべし)
こんなかんじ。
一つずつ解説します。
解消ステップ1:webデザイナーとしてデザイン力を磨く
まずは、webデザイナーとしてのデザイン力を身につけましょう。
身につける理由もシンプル。
当たり前すぎる話ですが、商品に魅力がなければ、商品は売れません。
つまり、デザイン力がない人は、「デザイナーとして終わる」ということ。
そもそものデザイン力がないと、将来、食べ続けていける保証はないです。
ちなみに、持っておくべきデザインスキルの基準は、こんな感じ。
・トレンドになっているwebデザインができる(今だとフラット)
・クライアントが満足するデザイン提案ができる。
こんなかんじ。
「クライアントの満足いくデザインを生み出せること」が重要です。
重要な理由もシンプル。
AIや自動生成ツールを使えば、「ある程度の品質」のデザインを作ることができます。
つまり、「ある程度の品質」しか作れないデザイナーは、AIに仕事を奪われる羽目になり、結果オワコンになるということ。
まずはwebデザイナーとしてスキル力を磨くことが、将来設計の第一歩です。
解消ステップ2:SEOの知識・スキルを身につける
将来設計の運命を分ける最重要ポイントです。
なぜか、多くのwebデザイナーは、ここを避けたがります。
SEOの知識を身につけるメリットは下記のとおり。
・他のwebデザイナーと自分の差別化ができる
・webサイトへ集客力が高まる。
こんなかんじ。
理屈もシンプル。
・他のwebデザイナーと自分の差別化ができる
→SEOに強い人はほんのわずか。実践できる人はわずかしかいない。
・webサイトへ集客力が高まる。
→サイトの品質が上がり、価格交渉に負けない。(値下げしないで済む)
かなり、メリットがあります。
SEOのスキルを身につけることで、作ったサイトを上位表示でき、結果、webデザイナーとしての価値が格段に高まります。
「上位表示されるサイト=集客力のあるサイト」なので、webデザイナーの価値が高まるのは当然ですよね。
逆に、300位圏外のしょぼいサイトは集客力がないので、クライアントからすれば「意味のないしょぼいサイト」と判断されます。
これからAIや自動化によってwebデザイナーは淘汰されていくので、このスキルを持ってるかどうかが「最重要ポイント」となります。
✔︎僕は、SEOのスキルを身につけつつあり、こんな風に未来が変わりました。
最近では、割とSEOの知識とスキルが溜まってきました。
結果、「デザインの制作費を下げる」ことは、ほとんどしていません。
ちなみに、他のwebデザイナーと相見積もりをされても、あまり恐怖を感じないようになりました。
理由もシンプル。
・相見積もりされても、他のデザイナーは上位表示させれない。
・結果、クライアントはお金が高くても、より効果のある方を選んでくる。
わりと事実です。
例えばこのサイトでいうと、この記事は「dm デザイン アイデア」というキーワード狙いで書いてますが、1位〜2位をキープしています。
僕もSEOのスキルを身につける前は、「キャリアアップに役に立つのか不安」でしたが、割と未来が明るくなりました(`・ω・´)ゞ
✔︎本の紹介:【初級~中級者向け】SEOのことはこの一冊でだいたい理解できる。
SEOを学びたい方は、下記の本をおすすめします。
【現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル(特典PDF付き)」】
僕もいろんな本を読みましたが、こちらがおすすめです。
少し前に発行されている優秀な本もたくさんありますが、web業界は最新情報が日々変わるので、最新情報が紹介されてる本がベストです。
お時間があるときに、ぜひご一読を。
解消ステップ3:webディレクターのポジションにつく【年収も改善】
年収をあげたい人は、かならずこのポジションを狙いましょう。
理由もシンプル。
Googleで「webデザイナー_年収_相場」とググればたくさん出てきます。
また、クリエイティブな業務もさほどないので、
デザイナーよりも体力面で楽です。
僕もクリエイティブディレクターのポジションにいましたが、案件をまわす管理能力とライティングスキルがあれば、比較的なりやすいです。
30歳前後に慣れていればベストですね。
解消ポイント4:状況をみてフリーランスになる
デザイン スキルを身につけ、ディレクターまで経験したら、「フリーランス」として独立も視野に入れると良いです。
例えば過去に、下記のことを思ったことはありませんか?
事実、その通りです。
一見、経営が良さそうなデザイン事務所も、わりと簡単に潰れていきます。
※僕の知り合いの事務所も2件くらい潰れました。
ちなみに、デザイン事務所に限らず、今は終身雇用まで社員を守ってくれる会社はありません。
用がなくなれば、そこで「ポイッ」なので、
会社員のまま続けていくことの方が、よほどリスクです。
長くなったので、最後にまとめて終わります。
まとめると、下記のとおり。
こんなかんじ。
デザイン業界を経験した方なら、わりと共感してもらえるはず。
いつどうなってもいいように、自分の身は自分で守っていきましょう(`・ω・´)ゞ
3:webデザイナーの将来設計にプログラミングは不要な話。
これを読んでいる方の中には、「webデザイナーなら、プログラミングのスキルも磨いておくべきでは?」と思う人も多いはず。
結論をいうと、下記の2つ。
・プログラミングは需要が高く、稼ぎやすい。
・webデザイナーとして活動するなら、デザインに特化した方が良い。
・どうしてもプログラミングをしたいなら、それでもOK。
プログラミングを習得してもしなくても、どちらでも良いと思います。
ただ、僕の経験上、デザイン 一本に絞る方がおすすめです。
理由もシンプル。
詳しく説明します。
JavaScript・PHPは不要。収益をあげたいならデザイン一本で。
はじめに言うと、この記事は、プログラミングを否定するものではありません。
むしろ、できるなら僕も、プログラミングスキルを身につけたいです(笑
単純に、今回紹介した将来設計をするのであれば、デザイン一本の方がいい。という話です。
というのも、今のweb業界の「webサイトの制作単価」は、下記の感じになります。
・コーディング費 → 1ページ 約3万円
・デザイン費用→ 1ページ 約5万円
コーディングより、デザイン費の方が高いんですよね。
地域によって価格は変わると思いますが、「コーディング費よりもデザイン費が高い」という図式は、どの地域も変わらないと思います。
今webデザイナーとして働いている方は、中途半端なデザインスキルでプログラミングを学ぶよりも、デザインスキルをアップさせる方が合理的です。
皆さんの今後の将来設計に、お役に立てれば幸いです(`・ω・´)ゞ
※余談:ちなみに、プログラミングの将来は明るいです。これからwebデザイナーを目指す方は、プログラミングを学ぶのもありですよ。
4:webデザイナーになりたい人は独学でもなれます【将来設計は必要】
webデザイナーになりたい方は、独学でも十分なれます。
しかし、webデザイナーの独学にはちょっとしたコツが必要です。
下の記事に、「webデザイナーになるための勉強方法」を、わかりやすくまとめています。
3分くらいで読めるので、ぜひどうぞ。
ちなみに、webデザイナーの仕事は、けっこう忙しいです。
この業界に飛び込む前に、ある程度の予備知識をつけておけば、ダメージは少なくてすみます。
web業界ビギナーの方は、下の記事もあわせて読むのをおすすめします。
5:まとめ
というわけで、今回は以上です。
デザインのコツでは、こんな感じで
「デザインを教えてくれる先輩がいない人」
「デザインを独学で身につけたい人」
「デザイン初心者でスキルアップしたい人」のために、日々お役立ち情報を発信しています。
まわりに相談する人がいない方は、LINE@から無料で個別相談のやりとりができます。
必要なときに、ぜひご自由にご活用ください(`・ω・´)ゞ
Design is easy!


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