デザインのコツ

【結局コンセプトって何なの?】デザインコンセプトの意味と作り方。

投稿日:2019年1月27日 更新日:

チェス

 

デザインコンセプトに、ピンと来てない人へ。

 

「ネットで調べたけど、いまいちコンセプトの意味がわからない」

「デザインコンセプトの作り方を知りたい」

「説得力のあるコンセプトを作りたい」

「良質なデザインコンセプトの事例が見たい」

「デザインコンセプトの勉強方法が知りたい」

 

こんな疑問を解消します。

 

※この記事は3分ほどで読み終わります。

読み終える頃には、作り方と勉強方法が理解できます(`・ω・´)ゞ

 

本記事の内容

1:結局、コンセプトって何なの?答えはたった一つ。

2:誰でもできる、デザインコンセプトを作るコツ。

3:デザインコンセプトの説得力を上げる方法を紹介。

4:無料で身につく、デザインコンセプトの勉強方法とは。

 

こんにちは!takaです。

グラフィックデザイナー・クリエイティブディレクター歴12年。

毎月40〜50万くらい稼ぎつつ、フリーランスとして生きてます。

 

じつは、独立前は東京のデザイン事務所で働いてました。

 

現在は中小企業のブランディンングをメインに活動しており、飲食・IT・美容・住宅・福祉など、いろんなジャンルのブランディングを手がけ、コンセプトメイクを行う日々です。

 

そのため、いろんなデザイナーの方と比べると、わりとコンセプトづくりには詳しい方だと思います。

 

今回は、僕の過去の経験や体験も踏まえ、「デザインコンセプトの意味や作り方」をレクチャーいたします。

 

1:結局、コンセプトって何なの?答えはたった一つ。

悩み

 

答えは、とてもシンプル。

 

・案件の課題・要望に対する、「デザインにおける解決策」のこと。

 

これが、デザインにおけるコンセプトの意味です。

具体例をもとに、詳しく話します。

 

ケース1:ロゴをデザインする場合

 

例えば、クライアントからこんな依頼が来たとします。

 

・歯科医院を新規開業するから、ロゴを作ってほしい。

・開業する地域は歯科医院が多いから、他社との差別化をはかりたい。

・サービスの売りは、深夜営業していること。近隣競合にはないサービス。

 

この場合、こんなロゴコンセプトが作れます。

 

・24時間営業のコンビニ

 

このケースでは「差別化」が要望なので、その解決策をコンセプトにすれば良いだけです。

 

今回の一番の差別化ポイントは「深夜営業している」という部分なので、それを連想させやすい「24時間営業のコンビニ」をデザインコンセプトにすればOKです。

 

ケース2:デザインコンペで提案する場合

 

例えば、デザインコンペでこんな募集があったとします。

 

・次世代を担う、スマートフォンのデザインを提案せよ。

 

このケースなら、こんなデザインコンセプトが作れます。

 

・Transform -VRゴーグルにトランスフォームするスマートフォン-

 

実現できるかは別にして、こんなコンセプトもつくることができます。

 

このケースでは「次世代」が案件の課題なので、その解決策をコンセプトにすれば良いだけ。

 

ちょっと話はズレますが、今後のIT業界は「動画コンテンツ」の時代となり、動画を楽しめるデバイスやアプリがたくさん誕生します。

普及し始める理由も簡単で、2020年に「5G」という通信革命が起きて、通信容量とスピードが格段に跳ね上がるから。

 

今回はこの事実をふまえ、「動画をより楽しめるデバイス」として、変形するVRゴーグルをコンセプトにしました。

つまり、「動画=次世代」という切り口ですね。

※短時間で考えたコンセプトなので内容は大目に見てください(汗

 

 

デザインのコンセプトは、案件の課題・要望に対する「デザインにおける解決策」のことです。

これを意識しておくだけで、コンセプトづくりはぐっと楽になりますよ。

 

2:誰でもできる、デザインコンセプトを作るコツ。

山

 

次の3つを守れば、格段に作りやすくなります。

 

・案件の課題・要望をきちんと把握する。

・斬新なコンセプトを作ろうとするのはNG。

・前提を疑ってみる。

 

一つずつ解説します。

 

コツ1:案件の課題・要望をきちんと把握する。

 

「案件の課題・要望」をきちんと把握し、情報整理することで、コンセプトは格段に作りやすくなります。

理由もシンプル。

 

・先に述べたとおり、コンセプトはデザインにおける「解決策」のことだから。

 

解決策を導くには、課題や要望が分からなければ、どうにもならないですよね。

 

例えば先ほど解説した歯科医院だと、「差別化したい」という要望が明確になっていました。

 

この場合の差別化ポイントは「深夜営業可」だったので、それを連想させる「24時間営業のコンビニ」というコンセプトが作れました。

 

「案件の課題・要望」をきちんと把握することで、コンセプトで悩む時間のロスはぐんと減らせます。

ぜひ試してみてくださいね。

 

※補足ですが、コンセプト作りは「アイデア」を発想する思考方法とかなり似ています。

こちらの記事にコツなどを解説しています。

 

【誰にでも必ず浮かぶ】デザインアイデアの発想法

 

アイデア出しに困っている人は、わりと役に立つはず(`・ω・´)ゞ

 

コツ2:斬新なコンセプトを作ろうとするのはNG

 

斬新さを求めすぎることで、課題・要望の事実がねじ曲がり、本質からズレたコンセプトになる恐れがあります。

 

例えば先ほどの歯科医院だと、要望は「差別化したい」でした。

 

しかし、「AIロボットを駆使した歯科医院」というように、斬新さだけが先行すると、課題・要望との辻つまがあわなくなってきます。

 

「そんなことしないだろ!」と思いがちですが、実はデザイン初心者の方に、わりとある話です。

 

デザイナーとして斬新なコンセプトを作りたい気持ちは、痛いほどわかりますが、斬新さだけを追い求めないことをおすすめします。

 

コツ3:前提を疑ってみる。

 

「どうしても斬新なコンセプトを作りたい!」という方は、要望・課題の「前提」を疑ってみるのをおすすめします。

 

そうすることで、意外とおもしろい切り口のコンセプトが出てくる場合があります。

 

例えば先ほどのデザインコンペの例だと、課題は「次世代」でした。

しかしここで一度、「そもそもスマホ自体、存在し続けるのか?」という前提に疑問を投げかければ、違った解決策がみえてきます。

 

デバイスの形自体が板状である必要もないですし、IoT化が進んで洋服と一体になってる場合もあります。

 

となると、頭のなかでこれまでのスマホの形がどんどん変化してきませんか?

 

前提を疑うことで、意外と面白い切り口のコンセプトが生まれる場合もありますよ。

斬新さに困ったら、一度使って見てくださいね。

 

 

ちなみにこのクリエイティブシンキングの方法は、有名デザイナーの佐藤可士和さんの本「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」でも紹介しています。

若いデザイナーさんにおすすめですよ。

 

3:デザインコンセプトの説得力を上げる方法を紹介。

幻想

 

方法はシンプルで、この2つ。

 

・ストーリー性をもって説明する。

・100通りの返しを用意しておく。

 

一つずつ解説します。

 

方法1:ストーリー性をもって説明する。

 

これは割と簡単。

 

これまで説明した「課題・要望→解決策」の流れで、クライアントにプレゼンすればいいだけです。

 

冒頭で例に挙げた歯科医院の例でいうと、こういうこと。

 

1:今回の案件の課題は、「いかに競合他社と差別化させるか」です。

2:なので今回は、一番差別化ポイントである「深夜営業」に着目しました。

3:深夜営業といえば、一般的に連想しやすいのは「コンビニ」です。

4:よって、コンビニのエッセンスを取り入れたデザインを、本件のデザインコンセプトとしました。

 

こんな感じです。

シンプルですね。

 

ちなみに、クライアントからすればデザインコンセプトの説明は割と重要視していなかったりするので、ある程度理論立てて、シンプルに説明した方が好まれる場合が多いです。

 

TPOにあわせて使ってみてくださいね。

 

方法2:100通りの返しを用意しておく。

 

一見大変そうに思えますが、割と簡単にできて、効果は抜群です。

 

説得力はいわば、質問に対して「どれだけロジカルに答えれるか」なので、返しの手数が多いほど説得力は上がっていきます。

 

ちなみに、100通りの返しを用意する方法はシンプルで、10人の人にプレゼンして、1人から10個の質問をもらえばOKです。

 

実はこの方法、デザイン初心者の方はけっこう嫌がるやり方です(笑

 

やっぱり自分のデザインや考えって否定されたくないですし、指摘後に修正するのも面倒じゃないですか。

 

ただ、プロのデザイナーとして立ち振る舞うのであれば、必須行動なので、ここはちょびっとだけ耐えましょう(`・ω・´)ゞ

 

4:無料で身につく、デザインコンセプトの勉強方法とは。

子供

 

デザインコンセプトは、いろんな案件のコンセプトを見て知ることで養うことができます。

 

コンセプトをお手軽に知る方法はこんな感じ。

 

・「デザイン_コンセプト」でググって、上のタブにある「ニュース」を開く。

 

これだけです。

 

1,000,000以上のコンセプト事例がでてきます。

 

例えば、下記の事例が実際にでてきます。

 

事例1:ヤマハのピアノ

 

デザインコンセプト:共に暮らす家具としてのピアノ

 

事例2:INFINITIのカーデザイン

 

デザインコンセプト:間(ま)

 

事例3:水上バイクのデザイン

 

デザインコンセプト:もしもべスパが水上を走ったら

 

こんな感じで、デザインコンセプトの記事がたくさん検索できます。

ちなみに、ニュース記事で検索するメリットは次の通り。

 

・コンセプトのタイトルを知れる場合が多い。

・内容がシェイプされているから、コンセプトだけ知るにはちょうどいい。

・ググって検索する手間が省ける。

 

こんな感じです。

 

ニュース記事なので、詳細情報までを知ることはできませんが、世の中のデザインがどのようなコンセプトをもって生まれてきたのかを知るには、わりといい方法です。

 

また、ググった時に「すべて」で表示させてしまうと関係のない記事まで出てくるので、「ニュース」で検索するとかなり調査時間の短縮ができます。

 

コンセプト作りが苦手な方は、毎日の通勤時間に習慣化して見れば、ぐんとスキルがアップしますよ。

意外と知らない方法だったりするので、知らなかった方はぜひ試してみてくださいね。

 

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5:まとめ

ジャンプ

 

というわけで今回は以上です。

コンセプト作りは、最初のうちは戸惑いまくりますが、なれれば案外スッとできるようになります。

何事も慣れなので、日々スキルアップしていきましょう!

 

Design is easy!

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taka
【管理人】名前:taka【生い立ち】1:新卒で、超大手の小売企業に就職 → 2:在籍中にデザインに目覚め、独学でデザインを学ぶ → 3:上京し、デザイン事務所で「武者修行」を開始 → 4:大都会を前に、圧倒的な「敗北感&挫折」と「体調不良」を味わう → 5:まわりの仲間や家族の救いで、闇から脱出 → 6:フリーデザイナーとして無事独立。 現在は、「専属契約 2社(計40万くらい)」と「単発制作 月15万円くらい」で生活中です(`・ω・´)ゞわりと、自由で、幸せな暮らしが手に入りました。

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