デザインを模写するやり方と、コツを方知りたい人向け。
「デザインを模写するメリットって何?」
「デザインを模写するやり方とコツを教えて!」
「デザインの模写に役立つwebサイトが知りたい」
「模写以外に、デザインの基礎を勉強する方法と上達方法ってあるの?」
こんな悩みを解消していきます。
※この記事は3分くらいで読み終わります。
読み終える頃には、デザインを模写するやり方とコツが理解できるはず。(`・ω・´)ゞ
本記事の内容
1:デザインを模写する「メリット」を解説。
2:デザインを模写する「やり方とコツ」を紹介。
3:デザインの模写に役立つ「webサイト」を紹介。
4:デザイン基礎を「勉強する方法」と「上達方法」を紹介。
こんにちは!takaです。
グラフィックデザイナー・クリエイティブディレクター歴12年。
毎月、コツコツ稼ぎつつ、フリーランスとして生きてます。
今のLINE@のお友だち登録数は、4ヶ月で170人くらいになり、
これまでのブログ訪問者数は、10万人を超えました。
今日のお話は「デザインを模写する方法」について。
デザイナーなら誰しも一度は模写したことがあるはず。
ですが、デザインを模写することの「メリット」や「正しいやり方」は、意外と知られていません。
今回は、デザインを模写するメリットと、正しい方法を解説していきます。
1:【事実】デザインを模写するメリットを解説。
模写するメリットは次の3つ。
1:デザインの基礎力がアップする。
2:デザインのクオリティが安定する。
3:これまでとは違うデザイン表現が出来るようになる。
ひとつずつ解説します。
模写のメリット1:デザインの基礎力がアップする。
模写をすると、基礎力がアップします。
アップする理由も、シンプル。
・秀逸なデザインは、基礎がしっかりできている。
・それを模写することで、基礎を学べる。
・結果、基礎力がアップする。
こんなかんじ。
当たり前ですが、トップデザイナーの作った秀逸なデザインほど、基礎がしっかりしています。
そのような作品を模写すると、
「あ、この部分ってこうデザインすればいいんだ!」と感覚的に分かるようになり、
結果、基礎力がアップします。
模写のメリット2:デザインのクオリティが安定する。
理由はこんなかんじ。
1:秀逸なデザインは数値的な論理で組み立っている。
↓
2:論理がわかれば感覚に頼らなくて済むから、クオリティにムラが生じにくくなる。
シンプルですね。
多くのデザインビギナーが勘違いしている例に、「デザインは感覚やセンスで成り立っている」と考えている方が多くいます。
正しくは、「デザインは数値的論理で成り立っている」です。
例えば、美しい「文字のジャンプ率」は黄金比率が基本になります。
以前に「パワーポイントのデザイン方法」の記事でも少し紹介しました。
また、デザインの命となる「余白」の取り方も、行間やコンテンツの幅が基準になります。
数値的論理を体感したい方は、こんな本もあります。
>ビジュアル・ハーモニー 黄金比、フィボナッチ数列を取り入れた、世界のグラフィックデザイン事例集
まずは、「デザインは数値的論理で成り立っている」と認識することをおすすめします。
模写のメリット3:これまでとは違うデザイン表現が出来るようになる。
理由もシンプル。
こんなかんじ。
デザインは、良くも悪くも自分のデザインの癖がでてしまいます。
例えば大御所デザイナーでも、「あ、このデザインこの人っぽいな」と感じることがよくありますよね。
模写をすると、その人のデザインの癖をそのままトレースすることになるので、自分の表現にはない新しい発見をしやすくなります。
例えば、こんなかんじ。
【模写前の考え方】
「ここの文字組みは中央揃えにすべきだよな。」
↓
「いつもとおり中央揃えにするか」
【模写中の気づき】
「あれ、この部分って左揃えでもいい感じだな。」
↓
「今回は左揃えでデザインしてみるか。」
シンプルですね。
いつも「これが正解」と思っていたことが、実は案外間違いだったりします。
このような気づきができるのも、デザインを模写するメリットの1つです。
以上がデザインを模写するメリットです。
次に模写のやり方とコツを解説します。
2:【論理的思考】デザインを模写するやり方とコツを紹介。
おすすめのやり方は、次の4つの手順。
1:なぜこのデザインが良いと感じるのかを、はじめに推測する。
↓
2:数値をメモしながらデザインを模写する。
↓
3:はじめに推測した内容と、事実を比較する【重要】
↓
4:人に教えるつもりでもう一度デザインしてみる。
こんな感じ。
この手順をおすすめする理由もシメに書いています。
先にくわしい説明をします。
模写のやり方1:なぜこのデザインが良いと感じるのかを、はじめに推測する。
具体的にはこんな感じ。
1:「このデザインが良い理由を探してみるか。」
↓
2:「たぶんこのチラシは余白を広くもうけることで洗練さを出しているな」
↓
3:「むむ、文字組みは黄金比を基準にして、美しさも出しているな」
↓
4:「よし、模写してみるか」
シンプルですね。
推測は多ければ多いほど良いですね。
まずはなぜこのデザインが良いと感じるのかを推測しましょう。
模写のやり方2:数値をメモしながらデザインを模写する。
具体的にはこんな感じ。
1:「よし、模写をはじめるか。」
↓
2:「ここの見出しは、○○ptでデザインしているな。」
↓
3:「お、ここの本文は、○○ptでデザインしているな。」
↓
4:「要素の感覚は○○mm余白をもうけているな。」
↓
5:「よし、全部メモしておこう。」
簡単ですね。
頭の中で処理するのではなく、きちんと数値を視覚化することがポイントです。
そしてこの気づきを、自分のデザインに取り込めば自分のスキルアップにつながります。
模写のやり方3:はじめに推測した内容と、事実を比較する【重要】
ここでのポイントは下記のとおり。
ギャップを持たせることが重要です。
理由はシンプル。
・人の脳は、ギャップがあったことを記憶が残りやすいようにできているから。
模写の目的は、学んだことを実務で活かすことが目的です。
なので、記憶として定着させないと意味がないですよね。
デザインを模写する場合は、推測した内容と、事実を比較することをおすすめします。
模写のやり方4:人に教えるつもりでもう一度デザインしてみる。
ここでのポイントは下記のとおり。
こんなかんじ。
理由も単純です。
学生の時によく言われていましたね。
現に東大生を何人も送り出している超有名進学校は「人に教える勉強法」を重視しています。
かなり効果がある勉強法なので、ぜひ一度お試しを!
3:【おすすめ】デザインの模写に役立つwebサイトを紹介。
デザインの模写に役立つwebサイトを紹介します。
模写のお供にどうぞ。
webサイト1:ピンタレス
有名すぎるサイトですがおすすめです。
デザイン表現も、かっこいいものからポピュラーなものまで一通り網羅されており、模写作品を探すのに◎。
作品数も大量にあります。
webサイト2:パンフレット&チラシ見本帳
パンフレットやチラシを中心に作品が掲載されているwebサイトです。
紙媒体のデザインをしている方におすすめです。
業種やカテゴリーで検索できる機能もあります。
webサイト3:BrandNew
ロゴをたくさん紹介している海外のwebサイトで、ロゴを模写したい方におすすめです。
また、ロゴ以外にもロゴの提案資料が多く掲載されているので、模写以外でも役に立ちます。
デザインのアイデア探しにもぜひどうぞ。
4:【おまけ】デザイン基礎を勉強する方法と上達方法を紹介。
最後に、デザインの上達方法をまとめた記事を紹介します。
「デザインのコツ。」では、日々今回のような内容を紹介していきます。
デザインで困ったときは、お立ち寄りください(`・ω・´)ゞ
5:まとめ
というわけで、今回は以上です。
デザインのコツでは、こんな感じで
「デザインを教えてくれる先輩がいない人」
「デザインを独学で身につけたい人」
「デザイン初心者でスキルアップしたい人」のために、日々お役立ち情報を発信しています。
まわりに相談する人がいない方は、LINE@から無料で個別相談のやりとりができます。
必要なときに、ぜひご自由にご活用ください(`・ω・´)ゞ
Design is easy!


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