デザインの基礎

黄金比は不要!レイアウトを美しく仕上げる黄金比の使い方を解説。

投稿日:2019年6月27日 更新日:

黄金比

 

レイアウトを、美しく仕上げたい人向け。

 

「黄金比ってなに?」

「レイアウトに黄金比は使ったほうがいい?」

「黄金比を使った、レイアウト方法が知りたい」

 

こんな疑問を、解消します。

 

※この記事は3分くらいで読み終わり、すぐ実践できます。

読み終える頃には、「レイアウトに黄金比を使う方法」が理解できるはず(`・ω・´)ゞ

 

本記事の内容

1:【30秒で解説】レイアウトを美しくする「黄金比」の正体。

2:【事実】レイアウトに黄金比は必要ありません【理由も語る】

3:【初心者向け】レイアウトに黄金比を使う、3つの意外な方法とは。

 

こんにちは!takaです。

グラフィックデザイナー・クリエイティブディレクター歴12年。

毎月40〜50万くらい稼ぎつつ、フリーランスとして生きてます。

 

前回に引き続き、「レイアウトの基本|第二部」をお送りします。

※前回の記事はこちら▼

【レイアウトの基本】初心者でもできる!レイアウトを作る3つの手順【初心者編】

 

本日のお題は「黄金比」について。

 

デザインをやっていれば、誰でも一度は、気にしたことがあるはず。

 

ぼくも昔は、「黄金比ってどうやって使うんだろう?」と、少し疑問をもちつつ、「面倒だしいいや!」と放置してました。

今回の結論ですが、黄金比は使わなくてOKです。

 

が、「手軽に使える方法もあるので、それらは使ったほうがいい」

というのが、今回の結論です。

 

それでは、はじめます(`・ω・´)ゞ

 

1:【30秒で解説】レイアウトを美しくする「黄金比」の正体。

女性

 

ほとんどの方が知ってると思うので、30秒で解説します。

黄金比とは、こんなやつ。

 

デザイン

 

見たことありますよね。

 

ざっくり解説すると、世の中に存在するカタチで、「もっとも美しい」とされる図形のこと。

そして、そのサイズが「1:1.618」の比率になっているのが黄金比です。

 

黄金比で押さえておくべきポイントは、たったの2つ。

 

・「1:1,618」

・正方形が、渦を巻くように構成されている。

 

これだけです。

 

原理原則とかは、ぶっちゃけ、覚えなくてOK。

「どうして美しいのか?」などは、専門的になるので、最初のうちは気にしないで良いです。

 

✔︎レイアウト以外のどんなシーンで、黄金比は使われてる?

 

こんなかんじ。

 

・iPhone

・iPod

・Apple社のロゴ

・twitterのロゴ

・タバコの箱

 

など。

他にも、いろんなシーンで使われています。

 

たしかに、すべて整ったカタチをしていますね。

 

まとめると、黄金比とは、「人が美しいと感じる図形で、その比率は1:1.618である」ということ。

レイアウトに黄金比をつかう場合は、これくらいの知識でOKです。

 

次の項で、レイアウトで黄金比が必要ない理由を解説します。

 

2:【事実】レイアウトに黄金比は必要ありません【理由も語る】

山

 

理由は、次の2つ。

 

・初心者では、扱いにくい。

・黄金比を使うと、時間と労力がかかり、わりに合わなくなる。

 

こんな感じ。

 

先に、誤解を解いておくと、「黄金比は使うべき」です。

ただ、初心者のうちは難しすぎるから、使わないほうが良い。

というのが、今回の話です。

 

詳しく、解説します。

 

理由1:レイアウトに黄金比を使うのは難しい!初心者には無理ゲー状態。

 

初心者のうちは、黄金比を使ったレイアウトは難しすぎるので、使わないほうが身のためです。

具体的には、こんな感じで無理ゲーです。

 

・黄金比の、どの部分に要素を配置すれば良いか、不明確すぎる。

こんなかんじ。

 

実際、配置する場所は、わりとあいまいで、ベテランデザイナーでもベストなポイントを見つけるのに時間を要します。

さらに言うと、黄金比は、「絶対に使わなければならないワケじゃない」ということ。

「W3Q」さんの記事でも触れられています

 

まとめると、初心者のうちは、黄金比を使ったレイアウトは難しすぎるので、使わないほうが無難です。

次の項で、初心者でも簡単にできる、黄金比の使い方を解説するので、ご安心を(`・ω・´)ゞ

 

理由2:レイアウトに黄金比を用いると、時間と労力がかかり、わりに合わなくなる。

 

つまり、「労多くして、お金にならない」ということ。

 

具体的には、こんなかんじ。

 

・一般的なデザイン事務所は、小規模案件が多く、制作費用は低め。そのため、意匠性にこだわりすぎると損をする。

 

こんなかんじ。

 

例えば、黄金比を用いた作例など多く見かけますが、それらの作品は「大規模案件」のケースが多く、制作費が高く設定されてます。

なので、制作費が高い分、意匠性を高める「時間と労力」を費やすことが可能です。

 

逆に、一般的なデザイン事務所だと、「制作費用が少ない小規模案件」が多いので、意匠性に時間をかけすぎると、制作費に対して、わりに合わなくなります。

特に、初心者のうちは、作業スピードがそもそも遅いので、黄金比を使って時間をかけてデザインするのは、会社的にもNGです。

 

以上が、「初心者がレイアウトで黄金比を使うべきでない理由」です。

次の項で、「初心者でもお手軽にできる、黄金比の使い方」を3つレクチャーします。

 

3:【初心者向け】レイアウトに黄金比を使う、3つの意外な方法とは。

パソコン

 

使い方は、次の3つ。

 

・最小ブロックのサイズを、黄金比にする。

・写真のサイズを、黄金比か正方形にする。

・写真をトリミングする場合は、黄金比を意識する。

 

こんな、かんじ。

 

これから説明する「最小ブロック」は、こちらの記事で解説しています。

先に読んでおくと、今回の理解度が増します(`・ω・´)ゞ

【レイアウトの基本】初心者でもできる!レイアウトを作る3つの手順【初心者編】

 

ひとつづつ、解説します。

 

レイアウトへの使い方1:最小ブロックのサイズを、黄金比にする。

 

前回の復習ですが、最小ブロックとは、こんなやつ。

 

デザイン

 

「見出し+本文」で構成されている文字組みですね。

このカタチを、黄金比の比率「1:1.618」で整えればOK。

 

デザイン

 

こんな感じです。

簡単ですね。

 

✔︎情報が黄金比のサイズに収まらないとき、どうする?

 

そんなときは、こんな感じの組み方でもOKです。

 

デザイン

 

これらは全て、黄金比を工夫した見せ方で構成されています。

余談ですが、黄金比以外にも、美しく見える比率が存在します。

 

・白銀比→「1:1.414」

・第二黄金比→「1:2.618」

・青銅比→「1:3.303」

 

こんな感じ。

黄金比だと都合がわるい場合は、上の3つでもOKです。

ぜひ、いろいろ試してみてくださいね。

 

✔︎グリッドシステムの場合、どうやって使えばいい?

 

第一部の講座を見たひとは、こんな疑問が浮かぶはず。

 

・「黄金比の比率で最小ブロックを作ると、グリッドシステムの枠に、ぴったり収まらないのでは?」

 

そのとおり。

 

グリッドシステムの枠に、ぴったり収めることは、不可能です。

たとえば、こんな感じで、ズレが生じます。

 

デザイン

 

その場合は、以下の感じにすればOK。

 

1:8×12分割のグリッドを使用する。

2:サイズが合わない部分は、微調整する。

 

こんな感じ。

 

前回紹介した方法は、「4×6分割」を推奨してました。

 

が、掲載する情報量が多くなったり、黄金比を用いたりするケースだと、不具合が生じてきます。

その場合は、「8×12分割」に設定するとOK。

 

黄金比を適用しやすくなったり、情報量が増えても、レイアウトしやすくなります。

※間隔は、上下左右の「半分のサイズ」で設定がおすすめ。

 

そして、このグリッドに黄金比を用いると、下の画像のように、わずかにズレが生じます。

こんなかんじ。

 

デザイン

 

その場合は、「グリッドを無視して、黄金比の寸法を優先してOK」です。

理由もシンプル。

 

・あくまでグリッドは「レイアウトの目安」だから。

 

グリッドシステムは、あくまで「配置の目安」です。

なので、若干のズレは問題なしです。

ちなみに、最小ブロックを隣接して配置する際は、上下左右で設定した寸法分、余白を設けるとOKです。

 

レイアウトをより美しく仕上げたい場合は、最小ブロックに黄金比を使ってみるのを、おすすめします。

 

レイアウトへの使い方2:写真のサイズを、黄金比か正方形にする。

 

写真の再サイズを、黄金比か正方形にすると、きれいな仕上がりとなります。

こんなかんじ。

 

レイアウト

 

かんたんですね。

正方形でも、きれいに仕上がっています。

 

最小ブロックに使用する写真は、「黄金比」か「正方形」で整ええておくのを、おすすめします。

 

レイアウトへの使い方3:写真をトリミングする場合は、黄金比を意識する。

 

写真の中に、要素を配置してレイアウトする場合、黄金比を応用した「ファイグリッド」がおすすめです。

ファイグリッドとは、こんなやつ。

 

デザイン

 

上記の比率で、黄金比が使われており、プロのカメラマンも使う構図方法です。

これをもとに、レイアウトをしてきます。

 

✔︎ファイグリッドのレイアウト方法は、超簡単。

 

方法は、シンプル。

 

・紙面の、三分の一を占める割合で、要素を配置する。

 

こんなかんじ。

具体的には、下記のようにレイアウトします。

 

▼縦で区切る場合。

レイアウト

 

 

▼横で区切る場合。

レイアウト

 

かんたんですね。

 

メインとなる要素が、それぞれ「三分の一」でレイアウトされています。

初心者のうちは、これだけ覚えておくと、わりと楽に、かっこいいデザインができるはず(`・ω・´)ゞ

 

ぜひ、ファイグリッドは試してみてくださいね。

 

4:まとめ

ジャンプ

 

というわけで、今回は以上です。

少し難しそうな黄金比も、使い方しだいでは、初心者でも十分使うことが可能です。

 

次の基礎講座は、「お年寄りでも理解できる、掲載情報のまとめ方を解説【情報整理編】」です。

情報整理は、レイアウトが苦手になる、「大きな原因」なので、ぜひごらんください(`・ω・´)ゞ

 

Design is easy!

 

女性

デザインのお役立ち情報を更新したら、無料でお届けしています。

登録は、ご自由にどうぞ(`・ω・´)ゞ

 

■PCで見ているひと

 

1秒で、完了します。

 

こちらのリンクからジャンプして、

黄色い枠のボタンをクリックだけで終了です(`・ω・´)ゞ

 

webサイト

 

■スマホで見てるひと

 

10秒で、完了します。

 

こちらのリンクにジャンプしてください。

Safariが起動するので、「購読用アプリをダウンロード」をクリック。

アプリ

「開く」をクリックしてダウンロード。

アプリ

「Push7 アプリで購読」をクリックして完了!

アプリ

作業いただき、ありがとうございます!

次の記事をアップしたら、またお知らせします(`・ω・´)ゞ

 

The following two tabs change content below.
taka
【管理人】名前:taka【生い立ち】1:新卒で、超大手の小売企業に就職 → 2:在籍中にデザインに目覚め、独学でデザインを学ぶ → 3:上京し、デザイン事務所で「武者修行」を開始 → 4:大都会を前に、圧倒的な「敗北感&挫折」と「体調不良」を味わう → 5:まわりの仲間や家族の救いで、闇から脱出 → 6:フリーデザイナーとして無事独立。 現在は、「専属契約 2社(計40万くらい)」と「単発制作 月15万円くらい」で生活中です(`・ω・´)ゞわりと、自由で、幸せな暮らしが手に入りました。

Copyright© デザインのコツ。 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.