心理学を使った集客術

【相手を追い込む心理学】キャッチコピーは不安を煽ると効果的?実際に検証してみた。

投稿日:2019年11月5日 更新日:

女性

 

人の心を動かすキャッチコピーを作りたい人向け。

 

「いろんなキャッチコピーの作り方があるけど、本当に効果あるの?」

「キャッチコピーって、なんか嘘くさい。」

「効果の出るキャッチコピーの作り方を教えて!」

 

こんな悩みを解消していきます。

 

※この記事は、3分くらいで読み終わります。

読み終える頃には、「不安」を使ったキャッチコピーの作り方が理解できるはず(`・ω・´)ゞ

 

本記事の内容

1:【基本】相手を追い込む心理学を3つ紹介。

2:【作り方】相手を追い込む心理学を使った、キャッチコピーの作り方を紹介。

3:【実験】相手を追い込む心理学を使ったキャッチコピーは、効果があるのか検証してみた。

4:【対処法】相手を追い込む心理学に騙されない、正しい対処法を解説【個人的な想いも語る】

5:まとめ

 

こんにちは!takaです。

グラフィックデザイナー・クリエイティブディレクター歴12年。

 

デザイン以外にもコピーライティングを手がけ、

毎月40~50万くらい稼ぎつつ生きています。

 

はじめに、僕はデザインを生業に仕事をしており、

キャッチコピーやコピーライティングの執筆も手がけています。

 

そして、キャッチコピーの作り方の本に、

「不安を煽ると言葉を使うと、反響率がアップするよ」

というテクニックを目にします。

 

日ごろから言葉を扱う仕事をしていると、

こういうテクニックに引っかかるのって怖いな。と、つくづく思います。

 

今回は、不安を煽るキャッチコピーが本当に効果があるのかを実験しつつ、

このテクニックの正しい使い方や作り方をレクチャーしていきます。

 

✔︎このサイトでは、こんな感じで「デザインやクリエイティブにまつわる色んな説」を検証していきます。

毎週水曜日に結果を発表するので、興味のある人はぜひブックマークを(`・ω・´)ゞ

 

※すみません。先月は水曜日に記事を更新できておりませんでした...

今月から再度復活するので、引き続きお楽しみいただけるとうれしいです(A;´・ω・)

 

1:【基本】相手を追い込む心理学を3つ紹介。

夜

 

不安を煽るキャッチコピーは、はっきりいって強力です。

そして、そのベースになっているのは「相手を追い込む心理学が素」になっています。

 

相手を追い込む心理学は、下記の3種類。

 

1:一貫性の法則。

2:ドア・インザ・フェイス・テクニック。

3:ネガテイブは本能を刺激する。

 

こんなかんじ。

詳しく解説します。

 

相手を追い込む心理学1:一貫性の法則。

パズルと手

 

相手を追い込む心理学の一つに、「一貫性の法則」というものがあります。

一貫性の法則をかんたんに言うと、下記のとおり。

 

・人間は本能的に、一度決定した事をつらぬき通そうとする。

 

こんなかんじ。

 

少し前の記事でも紹介しましたが、

例えば、僕の好きな芸能人「出川哲郎さん」を例にあげます。

 

一般的に彼は、「かっこわるい」印象を持たれていますよね。

 

しかし、何かしらの影響を受けて、「出川哲朗はかっこいい」という意思決定をすると、

ネガティブな部分には目を伏せて、かっこいい部分だけ見るようになります。

 

つまり、「出川哲朗はかっこいい」という意思決定との「つじつま」が合うように思考が働き、行動するようになります。

 

これが、一貫性の法則です。

 

そして世の中では、下記のかんじで、実際に使用されています。

 

【車のセールスマンの場合】

1:お客さんに、一旦購入を決めさせる。この時、車の値段を「爆下げ」した状態にしておく。

2:お客さんに購入を決定させたら、オプションとかをつけたりして、徐々に値段を上げていく。

3:ある一定のラインを超えるとお客さんは、「あれ、金額高くね?」となる。

4:▶︎ここで一貫性の法則が働く。

5:最初に自分で購入の意思決定をしているから、それに対して本能がつじつまを合わせようとする。

6:結果、値段が上がってもキャンセルしにくくなり、最終的には購入してしまう。

 

こんなかんじ。

 

ちょっと怖いですが、実際に使われているセールステクニックです。

 

セールスマンに、がっつり心を追い込まれていますよね。

 

相手を追い込む心理学2:ドア・インザ・フェイス・テクニック。

門

 

ドア・インザ・フェイス・テクニックとは、

簡単に言うと下記のとおり。

 

1:最初に誰もが拒否しそうなお願いをして、一度断らせる。

2:その後に小さなお願いをすると、承諾されやすくなる。

 

こんなかんじ。

具体例を挙げます。

 

【友達にお金を借りる場合】

自分:「ちょっと“1万円”貸してくんない?」

相手:「え、ちょっと高いし無理かな…」

自分:「わかった。そしたら“5千円”貸してくんない?」

相手:うん。いいよ。(まぁ、1万円よりマシか…)

 

こんなかんじ。

 

このテクニックが成立する仕組みは、下記のかんじ。

 

・人は一度拒否したお願いに対して「罪悪感」を持つようにできている。

・罪悪感を持たせ、こちらが「譲歩」したあとに、再度小さいお願いをすると断りにくくなる。

・また、お願いする内容に「ギャップ」を持たせることで、本当にお願いしたい内容の「ハードル低くみせる」ことができる。

・結果こちらのお願いを承諾してもらいやすくなる。

 

なんか怖いですね...(A;´・ω・)

 

しかし世の中では、ビジネスでこの方法を使用して、大きな利益を出している人もたくさんいるんですよね...

 

相手を追い込む心理学3:ネガテイブは本能を刺激する。

夜道

 

言葉のままです。

 

じつは人は、本能的に、ポジティブなことよりも「ネガティブなことに反応する」ように出来ています。

 

このことは、アメリカの心理学誌「Psychology Today」のJohn Cacioppo博士の研究でも指摘されています。

 

理屈は、こう。

 

・ネガティブな情報に反応しやすいのは、防衛本能が働き、危険を回避しようとするから。

 

たしかに納得できますね。

 

そしてこの3つめの心理学は、今回紹介するキャッチコピーの作り方の「素」となっています。

 

次の項で、相手を追い込む心理学を使った、キャッチコピーの作り方を解説します。

 

2:【作り方】相手を追い込む心理学を使った、キャッチコピーの作り方を紹介。

魔女

 

作り方は、シンプル。

 

・読み手が、「このままだと損をするかも!」と思いそうなフレーズを入れる。

 

こんなかんじ。

 

かなり強力です。

 

強力に作用する原理も、シンプル。

 

・人は「得する情報」よりも「損する情報に敏感」だから。

 

こんなかんじ。

 

具体的にあげると、「このままだと100万円損する!」や「普段の食事だけだと、健康を害する!」など。

通販とかでよく見かけますよね。

 

またこのテクニックは、先ほど解説した「ネガティブは本能を刺激する」と相乗効果があります。

 

キャッチコピーで人の心を動かしたい場合は、「不安を煽る」と効果がより期待できるんですね....(A;´・ω・)

 

3:【実験】相手を追い込む心理学を使ったキャッチコピーは、効果があるのか検証してみた。

考える男

 

さて、今回の本題です。

 

本当に、「相手を追い込む心理学を使ったキャッチコピーは効果があるのかを検証しました。

 

【デザインのコツ。からのおねがい!】

検証方法や結果は、個人レベルで行ったものなので、論文ほどの信憑性はないかもです。

少し偏った見方や検証内容もあると思うので、その際はメッセージなどでアドバイスをくれるとうれしいです。

 

半分くらいはエンタメ気分でご覧ください。

そして、検証方法は、下記のとおり。

 

✔︎方法1:このサイトで公開している記事の「タイトル」を、下記のとおり変更。

 

下記のかんじに変えました。

 

変更前:webデザイナーになるには、資格は必要ない話【独学経験者が語る】

変更後:【お金と時間の無駄】資格取得してもwebデザイナーにはなれません。

 

こんなかんじ。

 

上の記事は、「webデザイナーになるには資格は必要か」を紹介している記事です。

 

【お金と時間の無駄】資格取得してもwebデザイナーにはなれません。

 

そして、不安煽っている点はこんなかんじ。

 

・資格を取得しても、お金と時間を浪費して「損」するだけだよ。

・資格を取得してもwebデザイナーになれないから、結果「損」するよ。

 

先に紹介した、「損する情報」を前面に出しました。

 

✔︎方法2:タイトルを変更して、2ヶ月間放置。

✔︎方法3:Google Analyticsweb分析ツール)を使い、クリックされた多さを比較する。

 

こんなかんじ。

記事のタイトルを変更したのが92日なので、約1ヶ月スパンで計測していきます。

 

その結果は、こちら。

 

✔︎結果:「不安を煽る効果」はあったのか?

 

結果は、下記のとおり。

 

【タイトル変更前のクリック数】

43日~52 3

53日~62 4

63日~72 0

73日~82 5

83日~92 4

 

【タイトル変更後のクリック数】

93日~102 9

103日~112 9

 

倍近く増えました(`・ω´)

 

Googleの著作権上、画面キャプチャを掲載できませんが、リアルな数字です。

キャプチャは保存してあるので、実際のキャプチャ画面を見たい方はコメントください(`・ω´)

 

さらに詳しい数値は、下記のとおり。

青色がタイトル変更前で、黄色が変更後です。

 

表

 

今回はベースとなるクリック数の「母数」が少なかったので、検証の信憑性は薄いかもです。

 

ですが、数字だけ見ると「効果あり」なので、今後は別の「クリック数の母数が多い記事」で検証していきたいと思います(`・ω´)

ぜひご参考ください。

 

4:【対処法】相手を追い込む心理学に騙されない「対処法」を解説【個人的な想いも語る】

カップル

 

実験でも分かったとおり、今回紹介したキャッチコピーは「効果あり」です。

 

その反面、世の中のキャッチコピーに「自分自身が心を追い込まれている場合も多い」ので、注意が必要です。

 

追い込まれないようにする「対処法」は、下記のとおり。

 

・「あ、追い込まれてるな。」と感じたら、第三者にアドバイスをもらう。

・ネガティブな情報にそもそも近づかない。

 

こんなかんじ。

詳しく解説します。

 

相手を追い込む心理学への対処法1:第三者にアドバイスをもらう。

 

自分以外の「友達や家族」にアドバイスをもらうのが、一番効果的です。

 

効果的な理由もシンプル。

 

・今回紹介した相手を追い込む心理学は、「本能に働きかける」テクニックです。

・なので、本人だけで「正しい判断や選択」をするのは不可能。

・正しい判断や選択をするには、洗脳されていない「第三者」が必要になる。

 

こんなかんじ。

 

やっかいなことに今回紹介したテクニックは、

心理学系の本にも書かれているように「人の本能に働きかけるテクニック」です。

 

なので、自分自身では「正しい判断は不可能」です。

 

「あ、追い込まれてるな。」と感じたら、必ず第三者にアドバイスをもらうことをおすすめします。

 

相手を追い込む心理学への対処法2:ネガティブな情報に、そもそも近づかない。

 

そもそも、ネガティブな情報に近づかないことをおすすめします。

 

実は僕たちは意外にも、ネガティブな情報に毎日触れています。

例えば、下記の情報。

 

YAHOOニュース

LINEのタイムライン

・ネットの掲示板

・朝のニュース

・世の中の全てのメディア

 

など。

 

これらは全て、ネガティブな情報の集まりです。

 

たまに見るくらいならいいですが、意識してみると、かなりネガティブなことばかり言ってます。

 

ネガティブな情報は人の心をマイナスに向かわせるので、できるだけ避けるのが賢明です。

 

✔︎余談:今回紹介したテクニックは、僕はあまり使いたくないです...

男性と湖

 

最後にかなり個人的な意見を書きますが、

僕は「相手を追い込む心理学」や「不安を煽るキャッチコピー」のテクニックは、できるだけ使わないようにしています。

 

理由もシンプル。

 

・人として何か嫌だ。

・デザインは、世の中の人をハッピーにするものであってほしい。

 

ちょっと、うざい意見かもですが、僕が作るデザインにはあまり使いたくないですね...

 

✔︎「相手を追い込む心理学」で人は動かせる。でも、そこに「幸せ感」はあるの?

 

例えば、新商品の「歯磨き粉」を広告するキャッチコピーを作るとします。

 

その時、今回紹介した方法を使うと、こんなキャッチコピーになります。

 

【歯周病は死に至る病気】歯周病を予防する新商品の歯磨き粉誕生。

 

ちょっと極端ですが、こんなかんじ。

かなり不安を煽ってます。

たぶん歯周病に不安のある人たちは、この歯磨き粉を買うかもです。

 

ですが、なんか嫌な気持ちになりませんかね...

 

本当に「肌感覚」の話ですが、あまり気持ちよくないですよね。

 

✔︎「相手を追い込む心理学」の正しい使い方は、人を嫌な気持ちにさせず、正しいほうへ人を誘導をさせることが大切だと思う。

 

僕はそう思います。

 

例えば先ほどの歯磨き粉を例にすると、僕ならこんなかんじでキャッチコピーを作ります。

 

【歯周病をなくし、動脈硬化やガンを防ぐ】歯周病を予防する新商品の歯磨き粉誕生。

 

こんなかんじ。

この方が、読み手の心を動かしつつ、「明るい未来をイメージ」をさせることができますよね。

 

すみません。

個人的な考えです。

 

ですが、人の心を動かす「プロのクリエイター」なら、なるべく読み手の心の負担を減らすべきだと思います。

 

これを読んでいる方は、「相手を追い込む心理学」を正しい使い方で、世の中のために使うことを祈っています(`・ω・´)ゞ

 

5:まとめ

遊ぶ子供

 

というわけで、今回は以上です。

 

すみません、今回は少し良い気持ちになる内容ではなかったですね...(A;´・ω・)

 

ですが世の中には、人を不安を煽る、汚い方法が増えている気がします。

 

このブログの読者さんには、相手を追い込む心理学にはまって欲しくないので、あえて少しディープな記事を書きました。

 

次回からは、もっとハッピーな記事と説を公開するのでお見逃しなく!

次回の説の検証は、11月13日(水)に公開します。

 

そして、来週は「タイ」まで海外出張してきます!

 

ぜひお見逃しなく(`・ω・´)ゞ

 

Design is easy!

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taka
【管理人】名前:taka【生い立ち】1:新卒で、超大手の小売企業に就職 → 2:在籍中にデザインに目覚め、独学でデザインを学ぶ → 3:上京し、デザイン事務所で「武者修行」を開始 → 4:大都会を前に、圧倒的な「敗北感&挫折」と「体調不良」を味わう → 5:まわりの仲間や家族の救いで、闇から脱出 → 6:フリーデザイナーとして無事独立。 現在は、「専属契約 2社(計40万くらい)」と「単発制作 月15万円くらい」で生活中です(`・ω・´)ゞわりと、自由で、幸せな暮らしが手に入りました。

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