「デザインの正しい勉強方法」を知りたい人向け。
「デザイナーとしてスキルアップしたい」
「独学でデザイナーになりたい」
「効率よく勉強して、最速で稼げるようになりたい」
こんな要望を解消していきます。
本記事の内容
1:新人デザイナーにありがちな、デザインの勉強の悩み5選。
2:誰も教えてくれない「デザインの正しい勉強法」とは。
3:もう遠回りしない!デザインを勉強する「正しい順番」とは【月20万円稼げる】
4:デザインスキルを最速でアップさせる「裏ワザ勉強法」を紹介。
5:まとめ
こんにちは!takaです。
グラフィックデザイナー・クリエイティブディレクター歴12年。
月30万〜50万くらい稼ぎつつ生きています。
また、今のLINE@のお友だち登録数は、402人で、
毎月のブログ訪問者は1万人くらいです。
今回は、「デザインの正しい勉強方法」について。
デザインを独学している頃や、新人デザイナーのときって勉強方法で悩みますよね。
僕も新人のころは、「この勉強方法で正しいかマジで不安…」と疑心暗鬼でした。
デザイナーとして暮らしている今で振り返ると、「もっと良い勉強方法があったのになぁ…」と、わりと後悔しています。
今回は、僕の過去の経験や著名な方々の意見を参考にしつつ、「デザインの正しい勉強方法」を紹介します。
特に「新人デザイナーさん」や「独学でデザイナーを目指す人」には参考になると思います。
3分少々お付き合いください(`・ω・´)ゞ
1:【悩みあるある】デザインの勉強で悩むこと5選。
さっそくですが勉強をしているとき、下記のことで不安になったことはありませんか?
【勉強中に不安になること】
・正しく勉強できているのか不安...
・効率よく勉強できているのか不安...
・どの本を読んでいいか、分からない...
・今勉強してる内容で足りているのか不安…
こんなかんじ。
僕も昔は、上記のことで悩んでました。
「正しい勉強方法」を紹介する前に、すこしだけ深掘りしていきます。
新人デザイナーの悩み1:デザインの正しい勉強方法が分からない。
そもそも、正しい勉強方法が何なのか
分からないですよね。
ググればいろんな勉強方法が出てきますが、
はっきり言って、どれを参考にすればいいか判断に迷うはず。
新人デザイナー全員の悩みだと思います。
新人デザイナーの悩み2:デザインの勉強の順番が分からない。
デザインを勉強しはじめると、色んなことことを学ぶ必要があります。
が、どれから手を付ければいいか、迷いますよね。
例えば、こんなかんじ。
「よし、イラストレーターの勉強が終わった。」
↓
「次はフォトショップを勉強しようかな」
↓
「まてよ、一度イラストレーターでロゴとか作った方がいいかな?」
↓
「それとも基礎の勉強からはじめればいいかな?」
↓
「ブランディングとかマーケティングのスキルとかも必要だよな…」
↓
「どれからやればいいか分からん!」
こんなかんじ。
多すぎて訳が分からなくなってくるはず。
ちなみに僕も昔は、「どれから学べばいいんだよ」と悩んでました。
勉強する順番って、本やネットでは意外と教えてくれないんですよね...
新人デザイナーの悩み3:どのデザイン本を読んで勉強すればいいか、分からない。
「本の選び方の悩み」も多いはず。
例えば、こんなことを思ったことありませんか?
「なんか同じようなタイトルがいっぱいある...」
「どの本を選べばいいのかな...」
「買ってみたけど、この本で本当に身につくのかな...」
「なんか、他の本でも同じ内容のことを見たことがある…」
「レイアウトや配色とか、色んな基礎があるけど、どれを選べばいいんよ...」
こんなかんじ。
僕も独学のころ、月1万円以上本を買ってましたが、
「ぶっちゃけ、この本いらなかったなぁ...」なんてことがよくありました。
つまり、「本の選び方」が分かってなかったんですよね。
このあと記述しますが、
今回は「失敗しない本の選び方」も紹介します。
ポイントは、「一冊の本だけで、全ての知識を得ようとしないこと」です(`・ω・´)ゞ
新人デザイナーの悩み4:今勉強してる内容で足りているのか不安…
勉強を進めていると、
「あれ、今勉強している内容だけで足りるのかな?」と、不安に感じることがあるはず。
特に独学の場合、「ゴールが見えず暗中模索状態」なので、
勉強内容やボリュームが適正なのか、かなり不安なはず。
新人デザイナーの悩み5:デザイン初心者だけど、正しくデザインできているか不安…
僕はこれが一番の悩みでした。
僕はデザインと無縁の業種から、独学でデザイナーになりました、
が、1人で勉強していた頃は
「これってマジで正しく出来てるんかな...?」
と、真剣に悩んでました。
例えば「デザインソフトの操作方法」や、「デザインデータの作り方」「デザインの処理方法」「デザインに対する考え方」など、正しく学べているかマジで不安でした。
以上が、新人デザイナーが勉強するときにありがちな、勉強の悩み5選です。
次の項では、「月20万円以上稼げるデザイナーになるための、正しい勉強法」を解説していきます。
2:誰も教えてくれない「デザインの正しい勉強法」とは。
ここから本題です。
正しい勉強方法は、下記の3つです。
方法1:まずはざっくり本を読み、作品を作る。その後、分からなかった部分を本で学ぶ。
方法2:知識をインプットしたら、必ず実践する。
方法3:インプットした情報を、自分の言葉に置き換えて、再解釈する。
こんなかんじ。
詳しく解説していきます。
デザインの正しい勉強法1:ざっくり学び作品を作る→分からなかった部分を本で学ぶ。
詳しい方法は、下記のかんじ。
1:まずはざっくり本を読む。
↓
2:実際に作品を作ってみる。
↓
3:分からない部分がでる。
↓
4:分からない部分を、本で学びなおす。
こんなかんじ。
この勉強方法を実践すれば、「自分に足りないスキル」が見つかりやすくなり、効率よく学ぶことができます。
✔︎ポイントは、「最初に読む本は、全てをインプットしようとしないこと」。
世の中の多くの人は、下記のような
間違った方法で勉強をしています。
1:本を読む
↓
2:知識を完全にインプット。
↓
3:実践する。
こんなかんじ。
この勉強方法は、絶対にNGです。
NGな理由もシンプル。
先で紹介した通り、まずは自分に足りないスキルを見つけた方が、後で効率よく学ぶことができます。
例えば、過去に経験した「受験勉強」を思い出してください。
当時やっていた勉強法は、
「問題を解く」→「解けなかった部分を参考書を使って学ぶ」
でしたよね。
この勉強方法の効果が高かった理由もシンプルで、
「実際の問題を解くことで、自分がまだ理解できてない箇所が分かり、そこを集中的に攻略することでスキルアップできるから」だったはず。
デザインも同じです。
まずは本を読み、全てを理解できていなくてもいいので、一度実践でデザインしてみることが重要なんです。
✔︎実践後に、ダサいと感じている部分が、足りてないスキルです。
実践後に、なんとなく違和感があったり、ダサいと感じている部分が、
受験勉強でいう「解けなかった部分」です。
あとは、上手くデザインできなかった部分が、
本で解説されていないかをチェックし、その部分を集中的に学べばOKです。
✔︎市販本の買い方は、自分が解けなかった部分の正解が掲載されているものを、買えばOKです。
デザインを勉強するとき、「どの本を読んで勉強すれば良いか分からない」という悩みをよく聞きます。
結論から言うと、市販本の買い方は、
「自分が解けなかった部分のノウハウが掲載されているもの」を買えばOKです。
なので、まずは良さそうな本をいったん買ってみて、
その後に不足スキルを学べる本を買い直せばOKです。
本選びのポイントは、「一冊の本だけで、全ての知識を得ようとしないこと」です(`・ω・´)ゞ
デザインの正しい勉強法2:知識をインプットしたら、必ず実践する。
前の話とつながりますが、
インプットした知識は必ず実践しましょう。
実践する理由もシンプル。
当たり前すぎる話ですが、
本を読んだだけでは、ノウハウは身につきません。
例えるなら、
バタフライの泳ぎ方を、本だけ読んでも身につかない感じ。
デザインの勉強も同じです。
また、デザイン以外の「ブランディング」や「マーケティング」なども、実践でしか身につきません。本だけ読んでも意味なしです。
「知識をインプットする→実践してみる」は、絶対に守るべき「鉄則」なので、
本を読んだら、必ず実践しましょう。
本当に正しい勉強法3:インプットした情報を、自分の言葉に置き換えて、再解釈する。
これもたぶん、ほとんどの方がやれてない勉強方法です。
やったほうが良い理由も、シンプル。
例えば、灘高校という「東大合格御三家」の有名進学校では、
「人に教える」という勉強スタイルを取り入れていることで、圧倒的な東大進学率をキープしています。
人に教えるには、インプットした知識を自分の言葉に置き換える必要があります。
結果、知識の理解度が深まり、圧倒的な学力向上につながっています。
✔︎まとめると、デザインスキルをアップさせたければ、「常に考えながら、実践する」しかない。
正しい勉強方法をまとめると、
下記のかんじです。
僕は何人も色んなデザイナーを見てきましたが、
常に頭を使いながら、圧倒的に作業量が多いデザイナーほど、デザインスキルが高いです。
逆に、なんとなく漠然に、思考停止した状態で作業しているデザイナーは、数年経ってもデザインレベルは上がっていません。
ぶっちゃけ、デザインの勉強は頭をフル稼働させる必要があり、
かつ骨が折れるので、圧倒的にしんどいです。
ですが、ひとつづつ実践し、常に頭を使い続ければ
確実にスキルアップはできます。
今回紹介した「常に考えながら、実践する」は鉄則なので、
ぜひ実践してみてくださいね(`・ω・´)ゞ
そして次の項では、「勉強の順番」を解説します。
3:もう遠回りしない!デザインを勉強する「正しい順番」とは【月20万円稼げる】
正しい順番は、下記とおり。
1:デザインの基礎と、ソフトの使い方を学ぶ。
2:デザイナーの「基盤」となるスキルを学ぶ。
3:目指すデザイナーの「専門知識」を学ぶ。
4:「クライアントの儲けを生み出せるスキル」を学ぶ。
こんなかんじ。
わかりやすく図にすると、下記のかんじ。
ちなみに、3番目まで学べば「月20万」は稼げます。
一つずつ、深掘りして解説します。
デザインを勉強する順番1:デザインの基礎と、ソフトの使い方を学ぶ。
はじめに、「デザインの基礎」と「ソフトの使い方」を学びましょう。
勉強法は、下記のとおり。
・デザインの基礎知識→市販本を見て学ぶ。
・デザインソフトの操作方法→市販本を見て学ぶ。
こんなかんじ。
ぶっちゃけますが、この2つはあまり時間をかけなくてもOKです。
理由も、シンプル。
そして、習得レベルの目安は、下記のかんじです。
・デザインの基礎知識→「デザインの基礎」と書かれている本を一冊読み切ればOK。
・ソフトの操作方法→市販のレクチャー本を一冊やりきればOK。
こんなかんじ。
先でも述べたとおり、まずは実践することが重要です。
実践してみて、「足りてないな」と思うスキルを、都度補充していけばOKです。
✔︎デザインの基礎は、こんな感じで身についていきます。
これからデザインを実践していくと、
「あれ、このデザイン全然ダメじゃん」と思うはず。
そして、その時はじめて「デザインの基礎」の重要性を理解し始めます。
デザインの基礎はこのとき学び直せばOKです。
また、デザインで表現したい要素が出てくれば、その都度ソフトの機能を覚えればOKです。
しつこいようですが、知識は実戦でのみ身につきます。
✔︎僕がおすすめしている本を紹介します。
基礎とソフトの本は、下記の3つがおすすめです。
・デザインの基礎知識→伝わるデザインの基本
・イラストレーターの本→デザインの学校 これからはじめるIllustratorの本
・フォトショップの本→デザインの学校 これからはじめるPhotoshopの本
とりあえずはこの3冊だけ読めばOKです(`・ω・´)ゞ
まずは、「デザインの基礎」と「ソフトの使い方」を学びましょう。
デザインを勉強する順番2:デザイナーの「基盤」となるスキルを学ぶ。
2番目は、デザイナーの「基盤」となるスキルを学びましょう。
基盤のスキルとは、
下記の3つです。
・レイアウトの基礎
・ヒアリングスキル
・コピーライティングスキル
こんなかんじ。
具体的には、下記のようなスキルです。
・レイアウトの基礎→美しいレイアウトができる。
・ヒアリングスキル→クライアントから悩みや要望を聞き出せる。
・コピーライティングスキル→案件の情報をまとめ上げ、文章や原稿を書きおこせる。
こんなかんじ。
ちなみに、月に20万円以上稼げるデザイナーを目指すなら、
この3つは必須です。
昔の僕はこの3つが圧倒的に不足していましたが、
身につけてから収入が激増しました。
✔︎なぜ、この3つが重要なのか。
理由も、シンプル。
事実として「レイアウトの基礎・ヒアリングスキル・ライティングスキル」は多くのデザイナーが身につけていません。
特に、ライティングが出来るデザイナーは、ウルトラレアです。
✔︎︎稼ぎたいなら、「競合相手が少ない領域を狙うのが鉄則」。
当たり前すぎる話ですが、
稼ぎたいのであれば、競合相手が少ない領域を狙うのが鉄則です。
俗に言う、「空いてる市場を狙う」というやつです。
本件の場合だと、「競合がいない領域 = 多くのデザイナーが身につけていないスキル」です。
つまり、多くのデザイナーが身につけていないスキルを学べば、
他のデザイナーよりも選ばれやすくなり、結果、稼ぎやすくなります。
事実、僕が出会ってきた貧乏なデザイナーほど
この3つが備わってない傾向にありました。
✔︎ちなみに、この3つは「身につけてて当たり前のスキル」です。
少しトゲのある言い方ですが、
この3つは、デザイナーであれば「身につけていて当たり前」のスキルです。
当たり前な理由も、シンプル。
・レイアウトの基礎→レイアウトの基礎は、デザインするなら出来て当たり前。
・ヒアリングスキル→クライアントと話すなら、聞く力は身につけてて当たり前。
・コピーライティングスキル→デザイン制作には原稿が必要不可欠。文は書けて当たり前。
こんなかんじ。
客観的に考えればわかりますが、
そもそも必要だと分かりますよね。
具体的な身に付け方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ちなみに、レイアウトの基礎は、後日配信予定の「有料note(980円)」で学べます。
公開まで今しばらくお待ちください(`・ω・´)ゞ
デザインを勉強する順番3:目指すデザイナーの「専門知識」を学ぶ。
3番目は、自分が目指すデザイナーの「専門知識」を学びましょう。
例えばこれからデザイナーを目指す人で、
紙媒体のデザイナーを目指すなら「ポスターやチラシ系のデザイン知識」を。
webデザイナーを目指すなら「webデザインの知識」を学ぶかんじです。
すでにデザイン事務所に入社しいる新人さんなら、
「デザイン力をアップさせる知識」を学ぶかんじです。
そして、専門知識を学ぶ方法は
下記のとおりです。
【これからデザイナーを目指す人】
■紙媒体のデザイナーを目指すなら。
→実際にデザインしたものを、ネット印刷に入稿してみる。
■webデザイナーを目指すなら。
→クラウドソーシングで、プログラマーに自分のwebサイトを発注してみる。
【入社して1〜2年目の新人デザイナー】
→秀逸なデザインをトレースする。
こんなかんじ。
具体的に解説します。
方法1:ネット印刷に入稿してみる。
紙媒体のデザイナーを目指す人は、実際にデザインしたものを、ネット印刷に入稿すると専門知識を学びやすいです。
学べる専門知識は、下記のかんじ。
・入稿データの作り方が知れる。
・印刷の知識が理解できる。
・紙や特殊加工の知識が学べる。
・印刷の予算感が分かる。
・デザイナーになった時の予行演習になる。
こんなかんじ。
圧倒的に多くのことを学べます。
✔︎印刷の最低限必要な知識は、ネット印刷で学べます。
これから紙媒体のデザイナーを目指す人は、
下記のことが不安なはず。
「デザインソフトを正しく扱えてるか不安...」
「印刷データってどうやって作ればいいか分からない」
この2つは、実際にネット印刷で入稿すればクリアできます。
実際に入稿すると分かりますが、
サイト内で発注するまでは下記を選択して発注する必要があります。
こんなかんじ。
これらをひとつづつ理解していけば、「印刷関係の知識」や「デザインソフトの操作で注意すべき点」などが理解できます。
※孤立点/特色指定/オーバープリント/オンデマンドやオフセットのこと/紙ごとの発色の違いなどさまざま。
価格もA4サイズのチラシで数千円から作れるので、
実践してみるのをおすすめします。
※友だちの個人ショップなどのチラシなどを無料で作ってあげるといいかもですよ(`・ω・´)ゞ
ネット印刷なら「印刷のグラフィック」がおすすめです。
ぜひ一度実践してみてくださいね。
方法2:クラウドソーシングで、プログラマーに自分のwebサイトを発注する。
これも、実践による学びです。
webデザイナーを目指す人は、実際にデザインしたものを、ランザーズなどのクラウドソーシングでプログラマーに発注すると、専門知識を学びやすいです。
学べる専門知識は、下記のかんじ。
こんなかんじ。
項目は少ないですが、内容は濃いです。
✔︎webデザインは、一度作ってみないとわからない。
事実として、これからwebデザイナーになりたい人は、いったんwebサイトを作ってみないと、web知識は身につきにくいと思います。
例えば「レスポンシブの仕組み」だったり、「サーバー契約」「ドメイン取得」「SSL化」「web公開までの制作納期」「プログラミング価格」「パララックス指定」「ワードプレスを利用したサイト構成」などです。
✔︎作ったwebサイトは、ポートフォリオとして作品にしよう。
ここまで読んだ方は、「webサイト作るのってお金かかるじゃん...」と思うはず。
ですが、これからwebデザイナーを目指して「デザイン事務所に転職」したり、「フリーランスとして独立」するにしても、自分が過去に作った作品は必須です。
遅かれ早かれ作品は必要になるので、
学んでいるうちに作った方が効率がいいと思います。
方法3:秀逸なデザインをトレースする。
すでにデザイナーの新人さんがスキルアップするには、
「トレース」が1番有効です。
よくある勉強法ですが、
トレースの有効性に関しては僕も同意見です。
✔︎トレースの具体的な方法が分からない…という方は。
いろんな人が、「トレースして勉強しよう!」みたいに言いますが、
ぶっちゃけ具体的な方法って教えてくれませんよね。
例えば世間では、トレースのコツは下記のように言っています。
・色の組み合わせを意識する。
・文字の大きさや行間を意識する。
・どんな写真を使っているかをチェックする。
・レイアウトをチェックする。
こんなかんじ。
ですが、この記事の読者さんは、こんな風に思ったはず。
「チェックするのは分かったから、どんな風にやるのかを具体的に言ってよ...」
独学時代の僕なら、こんな風に思います。
✔︎次に公開する記事で、「超具体的なwebデザインのトレース方法」を解説します。
後日の記事で、具体的に解説します。
先にネタバレしておくと、下記を実践するとOKです。
1:横の余白よりも、縦の余白を意識して模写する。
2:PC表示だけでなく、レスポンシブ表示も模写する。
3:PCからレスポンシブに表示が変化したとき、コンテンツの並びがどのように変化したかに注目する。
4:SEOに強いサイトの場合、どのテキスト部分が「タグtitle1・title2」として設定されているかをチェックする。
5:ECなどのセールスサイトの場合、「どのようにセールス誘導しているか」に注目して模写する。
6:提案で使えそうな要素の動き(パララックス)があれば、アイデア帳にストックしておく。
7:サイトマップを書き起こす。
8:どのwebフォントを使用しているかチェックする。
9:ハンバーガーの中身まで模写する。
10:サイトのコンテンツに「NEWS」や「BLOG」がある場合、記事のカテゴリー分けをどのようにデザインで見せているかをチェックする。
こんなかんじ。
この10個の「具体的なトレース方法」を解説します。
また、紙媒体のデザイナーさん向けのトレース方法も、後日公開する予定です。
記事公開まで、少々おまちいただけると幸いです(`・ω・´)ゞ
デザインを勉強する順番4:「クライアントの儲けを生み出せるスキル」を学ぶ。
4番目は、「クライアントの儲けを生み出せるスキル」を学びましょう。
スキルとしては、下記のかんじ。
・UI /UXの設計スキル。
・コーディング スキル
・マーケティング知識
・SEOスキル
・ブランディング スキル
・写真撮影スキル
・心理学のテクニック
そして、このスキルを使ったクライアントの儲けかたは、
下記のイメージです。
・マーケティングスキル
→商品が売れる仕組みをつくことができる。結果、クライアントが儲かる。
・SEOスキル
→ネット検索でサイトが上位表示される。結果、クライアントの儲けに繋がりやすい。
こんなかんじ。
自分の周りにいるクライアントや自分の興味に応じて、
ひとつずつ身につければOKです。
✔︎どうやって勉強すればいいの?
「UI /UXの設計」と「コーディング」は、僕は未取得なので
それ以外の勉強方法を解説します。
勉強方法は、下記のとおり。
・マーケティング知識/SEOスキル
→ブログを書く。
・ブランディング スキル
→SNSをやる。
→インハウスデザイナーになる。
・写真撮影スキル。
→一眼レフを購入して写真を撮りまくる。
→撮影した写真を、自身の作品で使う。
・心理学のテクニック。
→本を読んで、自分の仕事や作品で使ってみる。
こんなかんじ。
しつこいようですが、ここも全て実践することに意味があります。
深掘りして解説します。
✔︎1:マーケティングとSEOスキルの、身につけ方。
結論、ブログを書いてアクセス數を増やしていけばSEOは身につきます。
また、自身のサイトで自社商品やアフィリエイトをやれば、マーケティングスキルは身につきます。
例えばSEOスキルとは、「ネット検索で上位表示させる技術」です。
なので、実際にブログで上位表示できる記事を書けば、SEOのノウハウは身につきます。
ちなみに僕も独学でSEOを本で学び実践したら身につきました(`・ω・´)ゞ
※一度も、誰からも教わったことはありません。
また、マーケティングスキルは、「商品が売れる仕組みを作る技術」のことです。
なので、実際にブログで、自社商品やアフィリエイトをやれば、売るためのノウハウが身につきます。
副収入も得られて一石二鳥です。
余談ですが、僕が当時読んでた本は、
下記の2つです。
>SEOスキル学ぶなら。
沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲
>マーケティングを学ぶなら。
マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
この2冊は、買って価値ありでした。
マーケティングとSEOを身に付けたい方は、
ブログを始めましょう(`・ω・´)ゞ
✔︎2:ブランディング スキルの身につけ方。
ブランディングスキルの最短の身に付け方は、
「インハウスデザイナー」になることです。
インハウスデザイナーとは、自社の中にいる専属デザイナーのことです。
そしてブランディングを学ぶなら、
「デザイン会社ではない一般の中小企業」のインハウスデザイナーがおすすめです。
理由もシンプル。
こんなかんじ。
僕もフリーランスになる前は、中小のインハウスデザイナーとして勤めましたが、控えめに言って学べることが多すぎでした。
たぶん、ブランディング企業でブランディングを学ぶよりも、100倍学べると思います。
ちなみに、これからデザイナーを目指す人や、今デザイナーとして働くのがしんどくなっている人はインハウスデザイナーになるのをおすすめします。
理由もシンプル。
・これからデザイナーを目指す人
→デザイン事務所を経由せず、デザイナーに転身できる。
・しんどくなっている人
→デザイン事務所よりも、仕事が楽になりやすい。
こんなかんじ。
ブランディングも学べて、デザイナーになれ、仕事が楽になるなら、
選択肢としてありだと思います。
そして、僕が読んでた本は、
下記の2つです。
>ブランディングを学ぶなら。
この2冊は、買って価値ありでした。
ブランディングスキルを身に付けたい方は、
インハウスデザイナーを目指しましょう(`・ω・´)ゞ
✔︎3:写真撮影スキルの身につけ方。
写真の勉強方法も、シンプルです。
・一眼レフを購入して写真を撮りまくる。
・撮影した写真を、自身の作品で使う。
こんなかんじ。
ちなみに僕が使用している機材は、下記のかんじです。
一眼レフ→Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D ボディ EOS70D
広角レンズ→Canon 超広角ズームレンズ EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM APS-C対応 EF-S10-18ISSTM
撮影用照明→Arisen [2019最新進化版] ソフトボックス 写真撮影照明キット
少し高いかもですが、買って損はなかったです。
✔︎撮影スキルの習得目安は、クライアントが「きれい!」と言ってもらえるレベルでOKです。
クライアントが「キレイ」と思ってもらえるレベルの写真が撮れればOKです。
理由もシンプルで、クライアントはそこそこキレイな写真さえ用意できれば、プロカメラマンに発注しなくてもいいと考えているから。
ずっとプロカメラマンの方に撮影依頼をしていた僕の意見としては、
素人とプロの撮影技術は、圧倒的に違います。
ですが、悲しいことに、iphoneでキレイな写真が撮影できるようになったことで、プロカメラマンの重要性が軽視されているのが現状です。
撮影費用を確保できるなら、絶対にプロカメラマンの方にお願いした方がいいです。
が、予算的に難しい場合は自分で撮影し、そこそこキレイな写真が撮れれば、クライアントに喜んでもらえます。
ちなみに、素人がきれいと思えるレベルの写真であれば、
1年くらいがんばれば、誰でも撮影できるようになります。
※実際に、僕も独学で撮影した写真を使ってデザインしていますが問題なしです。
そして、僕のおすすめ本は、
下記の2つです。
>撮影技術を学ぶなら。
>レタッチ技術を学ぶなら。
ほめられデザイン事典 写真レタッチ・加工 Photoshop
撮影スキルを身に付けたい方は、
一眼レフを買って撮影しまくりましょう(`・ω・´)ゞ
✔︎4:心理学のテクニックの身につけ方。
これも、実践あるのみです。
勉強方法も、シンプルです。
こんなかんじ。
例えばこのデザインのコツ。では、
心理学を使った検証記事を公開しています。
検証方法もシンプルで、「キャッチコピーやイメージ写真を期間ごとに変えて、記事のクリック数を比較する」ということをやっています。
そして、心理学を勉強する場合もこの程度でよくて、
本を読み、使えそうなテクニックを、自分の仕事や作品で使ってみればOKです。
✔︎人の考えや思考は、何百年経ってもさほど変わりません。
事実として、人の考えや思考は、何百年経っても変わっていません。
例えば、紀元前550年くらいの孔子の言葉が2020年でも通用するのは、人の心が変わってないからですよね。
なので、心理学は一度学べばノウハウがアップデートされにくいので、一生使うことができます。
そして、僕のおすすめ本は、
下記の2つです。
>お手軽に心理学を学ぶなら。
>がっつり心理学を学ぶなら。
影響力の武器は、はっきりいって「神本」です。
心理学のスキルを身に付けたい方は、
本を読んで、自分の仕事や作品で使ってみましょう(`・ω・´)ゞ
少し長くなりましたが、
以上が「正しい勉強の順番」です。
まずは1番目のスキルから、徐々にレベルアップしてくださいね。
4:デザインスキルを最速でアップさせる「裏ワザ勉強法」を紹介。
最後に、デザインレベルを最速でアップさせる「裏ワザ」を紹介します。
僕は実際にこの方法で飛躍的にアップしました。
方法は、下記のとおり。
こんなかんじ。
腕のいいデザイナーのデザインデータは、マジで宝です。
詳しく解説します。
裏ワザ勉強法1:なぜ、腕のいいデザイナーの、デザインデータを見ることが有効なのか。
繰り返しますが、腕のいいデザイナーのデザインデータは、
お金を出しても手に入れるべきです。
理由もシンプル。
こんなかんじ。
正しい答えが、すべて詰まっています。
✔︎すこし、僕の昔話をします。
僕も昔は、かなりのへなちょこデザイナーでした。
そして当時は、「デザインソフトの操作方法」「デザインデータの作り方」「デザインの処理方法」「文字組みの具体的な方法」「デザインに対する考え方」など多くのことが分からず、すべてが暗中模索でした。
✔︎腕のいいデザイナーのデータを見たら、すべてが解決した。
暗中模索していた当時、たまたま本当に腕の良いデザイナーと知り合い、同じ場所で作業していました。
そして、ちょっとしたきっかけでその人のデザインデータをいじることになった時、
こんな風に思いました。
例えば、実際のレイアウトや文字組みを見てみると、
これまで自分がやったことのないガイドラインが引いてあったり、
文字組みの具体的な数値が明確に記されていました。
また、1番驚いたのが、ロゴの作り方です。
その腕の良いデザイナーのロゴデータには、
何通りも試行錯誤をかさねた形跡があり、
完全なロゴが仕上がるまでのすべての経緯を見ることができました。
このとき、
とマジ凹みしたのを覚えています。
✔︎その後、デザインデータを借りて、家で分析しまくった。
衝撃を受けた後は、
そのデザインデータを借りて、徹底的に分析しました。
冒頭で話した「受験勉強」で例えると、
今まで解けず、どこにも売ってなかった解答を手に入れたかんじです。
たぶん、この経験がなければ、デザインスキルがアップするのに
もっと時間がかかっていたと思います。
裏ワザ勉強法2:腕のいいデザイナーのデータは、どうやって手に入れればいい?
結論から言うと、手に入りにくいです。
当たり前すぎる話ですが、デザインデータは非公開にしたい場合が多いので、普通にしてても手に入りません。
✔︎本気で手に入れたければ、コワーキングスペースやコミュニティに出向き、デザイナーと接しよう。
この記事を書いている時、
できるだけ簡単にデータを入手できる方法を紹介しようと思いました。
が、すみません。やはり簡単に手に入れる方法はありません…
なので、本当に手に入れたいのであれば、自分の足で自ら「コワーキングスペース」や「セミナーなどのコミュニティイベント」に出向き、腕の良いデザイナーを見つけましょう。
時間はかかるかもですが、
それまでの費用や労力を差し引いても、入手価値はあると思います。
デザインスキルを爆上げしたい方は、ぜひ一度試してみてください。
※余談ですが、いきなり「デザインデータ見せて!」といっても無理ゲーです。
まずはお互いの信頼関係を築いてから、交渉するようにしましょう(`・ω・´)ゞ
5:まとめ
というわけで、今回は以上です。
ちなみに、今受付中のwebデザイナー育成プログラムでは、僕のデザインデータを公開します。
見たいデータがあれば、希望の方は事前にご連絡ください(`・ω・´)ゞ
そして次回の記事は、「【こんな模写のやり方は失敗する】超具体的なwebデザインの模写のやり方を解説」です。
記事公開まで少しだけお待ちください(`・ω・´)ゞ
Design is easy!


最新記事 by Owner|taka (全て見る)
- 【欲しいものは自分で手に入れる】独学スキルを身につけたら、人生が楽しくなった話。【体験談】 - 2020年9月20日
- 【自分の身を守ろう】デザイン契約書に載せるべき留意点を紹介。【winwinにしよう】 - 2020年9月18日
- 独学でデザイナーになるには、まずは現場に飛び込めば解決する話。【体験済み】 - 2020年9月16日